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水月雨からポータブルCDプレーヤ。PC接続でデスクトップ運用も

「DISCDREAM」

地球世界は、水月雨(MOONDROP)より、バッテリーを内蔵したポータブルCDプレーヤー「DISCDREAM」を、2月9日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,500円前後。

同ブランドにとって音質の良いポータブルCDプレーヤー開発は「夢のひとつだった」で、開発に1年以上かけたモデルだという。対応ディスクはCD、CD-R、CD-RWで、バッテリー容量は3,500mAh、最大使用時間はCDモードで約10時間。

内部機構にオーディオ専用ドライブチップを採用し、均一で安定したスピードを実現したモーターや、同じくオーディオ専用のレーザーヘッドにより、ディスク読み取り能力を高めた光学アセンブリ、データキャッシング回路の電子キャッシングと弾性ダンピング物理バッファーの組み合わせにより、CD再生時の振動を軽減する二重衝撃吸収構造などを採用する。

DACチップには、シーラス・ロジックのフラッグシップ32bitチップ「MasterHF1」を採用して、ピュアで高音質なアナログ信号を出力。独立したHiFiグレード増幅回路により、強力な駆動力も実現した。6基のリニア電圧レギュレーター・チップで独立電流を供給する。

出力端子は3.5mmステレオミニとラインアウトで、出力は3.5mmステレオミニが500mW、ラインアウトが2Vrms。

そのほか内部部品にも音質を優先したものを採用。オートモーティブグレードのルビーオーディオ用アルミ電解コンデンサーをフルセットで採用したほか、3基のNDKオーディオグレードの水晶発振器制御クロックを使用し「30年以上の経験を持つ電気音響エンジニアがチューニングした音質は暖かく、雰囲気があり、まろやかでダイナミックなリスニング体験をもたらす」という。

PCと接続することもできる

microSDカードスロットを備え、DAPとして使用することも可能。USB Type-Cポートも搭載しており、PCなどとつないでUSBサウンドカードとして使うこともできる。その場合は最大384kHzのPCMデコード、DSD 256のハードデコードに対応。

筐体はモダンでミニマルな外観に、アルミの折り返しエッジ・クラッディング加工を施すなど、ディテールにもこだわった。