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ファーウェイ、開発に3年以上かけたイヤーカフ型完全ワイヤレス

「HUAWEI FreeClip」

ファーウェイ・ジャパンは、快適なつけ心地と安定性を実現したというイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeClip」を、クラウドファンディングサイトのGREEN FUNDINGにて、2024年2月1日まで支援を受け付ける。一般販売時の価格は27,800円だが、数量限定で18% OFFの22,796円となる超超早割りプランなどを用意する。プロジェクトを達成した場合、製品は2024年2月初旬から順次配送予定。

カラーバリエーションはブラックとパープル。2024年2月1日まで、東京・二子玉川にある蔦屋家電で実機展示も行なう。

3年以上の年月を掛けて開発したというイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤフォン。高性能な形状記憶合金であるニッケルチタン合金を使ったワイヤーを採用した「C-ブリッジデザイン」により、快適なつけ心地と圧倒的な安定感を両立したという。約25,000回の湾曲テストをクリアしているほか、芯線と並列に設計しているため、弾性と耐久性が高いのと同時に、装着もしやすいという。

イヤフォンは球体デザインを採用し、「アコースティックボール」と「C-ブリッジ」、「コンフォートビーンズ」という3つの主要パーツで構成され、1万人以上の人間の耳のデータを基に、人間工学に基づいて最適化した。

アコースティックボール部には、約10.8mm径のデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載。デュアルマグネット回路設計により磁気誘導強度を高め、左右対称の通気口設計により、迫力ある低音を実現。音楽ジャンルの違いに応じて、ボーカルブースト、高音ブースト、低音ブーストなどのEQモードを専用アプリから切り替えられるほか、音量調整時はイヤフォンが自動的に聴こえ方の調節を行なうため、「異なる音量でも一貫したリスニング体験をお届けする」という。

音漏れを抑えるという逆音波システムも導入。「スマートに音量を調整しつつ、音波を巧妙に逆音波で打ち消し、音漏れを抑えている」とのこと。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。Bluetooth 5.3準拠で、コーデックはSBCとAAC、L2HCをサポートし、最大2台までのマルチポイント接続もできる。

イヤフォンは左右対称デザインで、左右自動識別機能により、装着すると自動的に左右の耳を識別する。両耳使用に加え、片耳利用も可能。マイクはデュアルマイク+骨伝導VPUセンサーに加え、独自のマルチチャネルDNN(ディープ・ニューラル・ネットワーク)通話ノイズリダクションアルゴリズムにより、混雑した屋外でも優れた通話性能を発揮するという。

タッチコントロールにも対応。加速度センサーと自社開発のAIアルゴリズムを使い、タッチコントロールを高精度に識別し、ユーザーはイヤフォンの好きな場所(アコースティックボール、C-ブリッジ、コンフォートビーンズ)を1本指でも複数指でもタップして操作できる。

イヤフォン単体で最大8時間の連続音楽再生ができ、充電ケースと組み合わせると最大36時間の連続再生ができる。充電時間はイヤフォンが約40分、ケースが約60分(有線)で、イヤフォンは約10分の充電で最大3時間使える急速充電にも対応した。

本体はIP54の防塵防滴仕様。外形寸法はイヤフォンが約22×25.3×26.7mm(幅×奥行き×高さ)、充電ケースが約51.95×27.35×59.7mm(同)。重さはイヤフォン単体約5.6g、充電ケースが約45.8g。