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Campfire、Chromatic第2弾「Bonneville」。デュアル振動板BA搭載

「Bonneville」ユニバーサルモデル

ミックスウェーブは、Campfire Audioのイヤフォン「Bonneville(ボンネヴィル)」を28日に発売する。ユニバーサルモデルはオープンプライスで、店頭予想価格は229,800円前後でe☆イヤホン、フジヤエービック、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオン、上新電機、その他楽器店で販売。カスタムIEMは254,800円で、e☆イヤホン、フジヤエービックで販売する。

ミックスウェーブオンラインストアではカラーバージョンのユニバーサルモデルの受注販売、および、持ち運びを考えた使い勝手のいいアクセサリーパッケージ「エッセンシャル」、充実したアクセサリーパッケージ「デラックス」を選択可能。通常の販売店ではデラックスパッケージのみとなる。エッセンシャルパッケージの価格は194,800円。

カスタムIEM
直販サイトではカラーバージョンのユニバーサルモデルも用意する

「妥協のないサウンドを、手に取りやすい価格で提供する」という「Chromaticシリーズ」の第2弾モデルで、ハイブリッド型。「最先端技術によって表現される壮大なサウンドスケールが特徴」だという。

サウンドレンジの広い10mmダイナミックドライバー、中域にはカスタマイズされたバランスドアーマチュア型(BA)ドライバーを1基搭載。高域にもBAを2基搭載。合計4ドライバー構成。

これらのユニットを、精巧に作られたソリッドボディで包むことで、「一音一音を正確に描く高い解像度を実現。 音の輪郭を地平線のように美しく描く高解像度ながら、力強く大きなBonnevilleのサウンドスケールは、没入感のある音の世界へと旅立たせてくれる」という。

搭載している中域用のBAには、最新のBA技術の一つである、Knowlesの新しいデュアル・ダイアフラム・バランスド・アーマチュアを実装。2枚の振動板により、ドライバーはより大きな音響出力を生み出し、豊かな信号を生み出すという。このBAには、高調波歪みが低いという利点もある。

その結果、「リスニングにおいて極めて重要なボーカルレンジで驚異的なパフォーマンスを発揮。息を飲むようなボーカル、ギターのリフやソロ、音楽を通して表現される感情を一滴残らず引き出す」とのこと。

ダイナミック型ドライバーは、より高い効率性、優れた過渡応答、精密な振動板の動きを生み出すために、強化された磁場を活用。デュアルマグネット仕様により、ウーファーとして、「他の周波数帯域を邪魔することなく、低音域まで深く掘り下げられる」とする。

周波数特性は5Hz~20kHz、入力感度は94dB@14.59mVrms SPL。インピーダンスは29Ω@1kH。

筐体は、精密に3Dプリントされた「エンジンブロック」に直接ドライバーを配置。ドライバーを正確にチューニングし、サウンドにアクセントをつけることで、ユーザーのリスニング体験を向上させるという。

イヤフォンのパーツ数を少なくし、内部構造の完成度を高める効果もあり、「ドライバーが影響を受けやすい変数や故障の原因となるポイントを排除できる」とのこと。

デラックスパッケージには、プレミアムレザーケースと、3.5mm、2.5mm、4.4mm 三本のTime Stream Cable、クッション性の高いケーブルバック、デュアルポケットのBreezy Bag Micro が付属する。