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iFi、DAC兼ヘッドフォンアンプ「ZEN DAC 3」とフォノイコ「ZEN Phono 3」4月26日発売
2024年4月22日 16:30
トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audioのDAC兼ヘッドフォンアンプ「ZEN DAC 3」と、フォノイコライザー「ZEN Phono 3」の発売日を決定した。ZEN DAC 3は4月26日で初回5,000台限定価格で39,600円、通常価格は44,000円。ZEN Phono 3も4月26日で46,200円。
iFi audio ZEN DAC 3
USB-DAC兼ヘッドフォンアンプで、対応フォーマットは、従来のDSD 256/PCM 384kHzからDSD 512/PCM 768kHzに拡張。MQAのフルデコードにも対応する。
USB入力にはUSB-Cを搭載。ヘッドフォン出力は、最大出力パワー390mWの4.4mmバランスと6.3mmシングルエンドを搭載しており、開放型ヘッドフォンの低域不足をアナログ回路で補正する機能XBass+を搭載している。さらに、ヘッドフォン・イヤフォンにあわせて適切なゲインを選択可能なPowerMatch機能を前世代に引き続き搭載しているため、「多種多様なヘッドフォン・イヤフォンの性能を十二分に引き出す」という。
ライン出力には、固定・可変出力が切り替え可能な4.4mmバランス出力とRCA出力を搭載。そのため、同入力搭載の機器には4.4mmケーブル1本でバランス・ステレオ伝送が可能。
既報の4.4 to XLR cable SEなどを用いれば、従来のXLR入力を搭載した機器にも接続が可能なため、プリメインアンプ・パワーアンプ・アクティブスピーカーなど接続先を選ばない。
iFi audio ZEN Phono 3
MM/MCカートリッジ両対応のフォノイコライザー。ゲイン・負荷抵抗切り替えが進化。前世代機はゲイン・負荷抵抗がセットで4段階の切り替えだったが、ZEN Phono 3ではMC使用時に独立して切り替えられるようになった。
MC使用時のゲインは3段階(48dB/60dB/72dB)、負荷抵抗は3段階(100Ω/400Ω/1kΩ)の切り替えとなる。加えて、MM使用時には、負荷容量の設定も追加。MMカートリッジの性能を最大限に引き出すにあたって重要な負荷容量を2段階(100pF/200pF)から選べる。
さらに、レコード再生における、盤の反りのみにより発生する超低域を除去するAIサブソニックフィルターを搭載。ノイズフロアは、トップモデルに匹敵する-151dBVを確保。内部電源回路に用いる1.2MHzスイッチング技術により、圧倒的なローノイズを実現し一部のトップクラスフォノイコより20dBVも上回るスーパー・サイレント・ノイズフロアを保証するとのこと。また、正確なRIAAイコライザーとバランス出力は1000 USDクラスの製品の性能に匹敵するという。
4.4mmバランス出力を備えており、同入力搭載の機器と4.4mmケーブル1本でバランス・ステレオ伝送が可能。また、既報の4.4 to XLR cable SEなどを用いれば、従来のXLR入力を搭載した機器にも接続が可能となる。