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Brise Audio、アルティメットポータブルオーディオ「FUGAKU」ヘッドフォン祭で公開。250万円

アルティメットポータブルオーディオシステム「FUGAKU」

Brise Audioは23日、世界初「MEMS採用ハイブリッドイヤフォン + 専用フルアナログポータブルアンプ + 専用16芯ケーブル」の“アルティメットポータブルオーディオシステム”「FUGAKU」の概要を発表した。全貌は近日発表するという。オープンプライスで、参考価格は250万円。近日受注開始、夏以降の出荷を予定している。

イヤフォンと専用のポータブルアンプがセットになっている。イヤフォンは片側8ドライバーの5ウェイ構成(超高域:MEMSスピーカー×1/高域:BAドライバー×2/中域:BAドライバー×2/中低域:BAドライバー×1/低域:Φ8mmダイナミックドライバー×2)となっている。

このイヤフォンは5ウェイだが、パッシブのネットワークを搭載していない。セットになっているポータブルアンプ側に、クロスオーバー回路を集約していると共に、このクロスオーバー回路がアクティブクロスオーバーになっている。

さらに、左右で合計12chのパワーアンプ回路も搭載。搭載しているMEMSやBA、ダイナミックのドライバーを個別のアンプでドライブしている。BAとMEMSはシングルエンド駆動、ダイナミックドライバーはバランス駆動。100kHzに渡る広帯域な周波数特性を実現したとする。

アンプとイヤフォンはオリジナルの7ピンコネクタで接続。間のケーブルは、16芯純銀オリジナルケーブルを使用。専用設計のUtimateグレードの高音質化加工も施している。

Brise Audioのサイトでは、3種ハイブリッドドライバーかつフルアナログマルチアンプ方式を採用した理由や、「究極のイヤホン」を目指して開発をスタートした事など、詳細が掲載されている。

なお、FUGAKUは4月27日に開催される「春のヘッドフォン祭 2024」に出品。試聴も可能。試聴の事前抽選も実施されている。