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支援金2億円突破、鹿島建設の立体音響スピーカー「OPSODIS 1」クラファン期間が12月31日まで延長

「OPSODIS 1」

鹿島建設は29日、GREEN FUNDINGで実施している立体音響技術「OPSODIS」を使った小型スピーカー「OPSODIS 1」のクラウドファンディングについて、当初8月31日までの予定だったプロジェクト期間を、2024年12月31日まで延長すると発表した。なお、既に支援した人への製品の配送予定は当初の予定通りで変更はない。

このプロジェクトは8月29日13時現在、目標金額1,000,000円に対し、22,262%となる約2億2,262万円の支援を集めており、「当初の予想を大幅に上回るご支援をいただいた」という。

この反響を受け、「協議の結果、より多くの方々にOPSODIS 1を知っていただきたいという思いから、2024年12月31日までプロジェクト期間の延長を決定しました」とのこと。延長する事で「一人でも多くの方々にOPSODIS 1の立体音響の体験をして頂きたく、今後は全国での試聴会の実施や各種イベントへの出展も含め、精一杯活動していきたい」としており、試聴会やイベントに関する情報は、クラウドファンディングページで随時案内するという。

PCディスプレイの下など、近い位置に設置しても立体感が得られるサウンドが特徴の小型スピーカー。背後などにスピーカーを設置する必要が無く、リスナーの前方に設置した横長のスピーカーだけで、包みこまれるようなサラウンド感が得られる。

ソースとしては、バイノーラル録音された2ch音声から、通常のステレオ音楽まで幅広い音源を、立体的に再生できる。

周波数別にユニットを横並び配置したり、クロストークをキャンセルするため、左右のスピーカーから出力する音の位相を90度ずらしたり、振幅を半減させるなどの工夫を行ない、スピーカーながら、クロストークを抑えたリスニングを可能にしている。詳細は試聴レビューの記事を参照のこと。