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Sonos、小型でも重低音なプレミアムサウンドバー「Arc Ultra」。別売サブウーファも

「Sonos Arc Ultra」ブラック

Sonosは、新しいプレミアムサウンドバー「Sonos Arc Ultra」を発表した。11月下旬発売予定で、価格は149,800円。別売でサブウーファー「Sonos Sub 4」も109,800円で用意する。カラーはブラックとホワイトを用意する。

サブウーファー「Sonos Sub 4」ホワイト

Sonos Arc Ultra

「Sonos Arc Ultra」ホワイト

Sound Motionと呼ばれるSonos独自の技術を初搭載した。トランスデューサーのサイズを大幅に縮小しながらも、重低音を強化。よりコンパクトな製品でさらに大音量で優れたサウンドを実現できるとしており、Sonos Arc Ultraは、従来モデルの2倍の重低音を響かせ、「洗練されたデザインで、これまでにない9.1.4の空間オーディオ体験を実現する」という。

Sound Motionウーファーを内蔵するほか、両端にウェーブガイドを備えたツイーターを装備。Sonosが設計した14のドライバーを搭載し、9.1.4の空間オーディオ体験を実現。iOSとAndroidの両方で利用できるようになった「Trueplay」でチューニングすると、空間に最適なサウンドになるよう自動的に設定してくれる。

Sonos Arc UltraとSonos Subを組み合わせ、さらにリアスピーカーとして「Sonos Era 300」を追加する事で、Dolby Atmosサラウンドの再生が可能。

Sonos Arc Ultra、Sonos Sub、Sonos Era 300を組みわせ、Atmos再生が可能

Sonos Arc Ultraには、新しいセンターチャンネル構造を投入する事で、人の声を鮮明に再生。会話が聞き取りやすくなった。スピーチエンハンスメント機能も備え、Sonosアプリで音声がいかにクリアに聴こえるかを選択できる。

クリス・ジェンキンスやオナリー・ブランクをはじめとする映画のベテランプロデューサーや製作者と協力し、Dolby Atmosコンテンツの再生のためにSonos Arc Ultraをファインチューニング。プロ仕様のサウンドシステムに匹敵するスタジオ並みの体験を実現するという。

独特の丸みを帯びた側面、マットな仕上げ、よりスリムなボディとなり、壁に取り付けてもエレガントで、キャビネットの上に置いても視界を妨げないという。

スピーカーの背面まで包み込むラップアラウンドグリルにより、サウンドがあらゆる角度に放射され、聴く人を完全に包み込むデザインになっている。

アプリも進化。Sonos Arc UltraとSonos Sub 4の発売に合わせてソフトウェアをアップデート。「システムの識別、新製品の設定、Sonos製品同士を連携させる機能などさまざまな面で以前のアプリの性能を上回る」という。

HDMI eARC接続に対応する。テレビのリモコン、Sonosアプリ、Sonos Voice Control(日本語非対応)、またはAmazon Alexaで操作できる。タッチ操作部は視覚的に邪魔にならないようサウンドバーの後ろに隠れた設計になっている。

Bluetoothライン入力も備え、ポッドキャストを一気に聴いたり、ゲストが到着する前にプレイリストを設定する事も可能。

Sonos Sub 4

Sonos Sub 4

「ホームシアター体験を一変させ、お気に入りのコンテンツに一層深く引き込まれるような豊かな重低音を再生する」という次世代のサブウーファー。

2つのカスタムウーファーを搭載しており、2基のウーファーを向かい合わせで設置する事で、フォースキャンセリングして、不要な振動をカットしている。

処理能力とメモリも強化。接続性を向上させる新しいWi-Fi無線も採用し、途切れることなく重低音を楽しめるという。

従来モデルと同様のオブジェのようなフォルムは維持しつつ、ブラックとホワイトをマット仕上げに刷新。縦向きにも横向きにも設置でき、ソファの下にも置けるデザインになっている。

Sonos Sub 4はSonos Arc UltraやSonos Arc、Sonos Beamとペアリングでき、サブウーファーを2台組み合わて使うと、どんな作品や楽曲もパワフルな重低音を味わえるという。Sonos Sub 4は従来のサブウーファー「Sonos Sub」との互換性も備えている。

Sonos Sub 4