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Sonos、小型で重低音「Sound Motion」採用の9.1.4chサウンドバー「Sonos Arc Ultra」

「Sonos Arc Ultra」

Sonosは、新技術の「Sound Motion」テクノロジーを採用した9.1.4chのDolby Atmos対応サウンドバー「Sonos Arc Ultra」と、デュアルバスドライバーのワイヤレスサブウーファー「Sonos Sub 4」を、1月24日に発売する。先行予約は1月10日から。価格はSonos Arc Ultraが149,800円、Sonos Sub 4が109,800円。

どちらも2024年10月に発表されていたモデルとなる。

Sonos Arc Ultra

「Sonos Arc Ultra」(ブラック)

「Sonos史上もっともパワフルで洗練されたサウンドバー」を謳うモデル。新技術のSound Motionはドライバーのサイズを大幅に小型化しながら重低音を強化し、よりコンパクトな製品で大音量で優れたサウンドを実現できる革新的な技術だといい、Sonos Arc Ultraは従来モデル比で2倍の重低音を楽しめるという。

そんなSound Motionウーファー×1基とミッドウーファー×6基、ツイーター×7基の合計14基のドライバーを搭載し、9.1.4chの空間オーディオを実現する。ツイーターのうち2基は上向き設置されたハイトスピーカー。iOSとAndroidで利用できる音質チューニング機能「Trueplay」を使えば、設置空間に最適なサウンドになるよう自動調整される。

新しいセンターチャンネル構造も採用し、人の声を鮮明に再生。会話が聴き取りやすいという。最新のスピーチエンハンスメント機能では、アプリから音声をどれだけクリアにするかを選択できる。

独自の音響構造に合わせてチューニングしたクラスDデジタルアンプを15基搭載した。クリス・ジェンキンスやオナリー・ブランクといった映画プロデューサー、製作者と協力し、Dolby Atmosコンテンツの再生のためにファインチューニングも実施し「プロ仕様のサウンドシステムに匹敵するスタジオ並みの体験を実現した」という。

同社のワイヤレスヘッドフォン「Sonos Ace」と連携できる

eARC対応のHDMI端子を備え、接続もシンプルで、数分でセットアップできるという。別売りのアダプターを使えば光デジタル音声入力も利用可能。Sonos製ワイヤレスヘッドフォン「Sonos Ace」を組み合わせれば、Sonos Arc Ultraの音声を瞬時にSonos Aceに切り替えることもできる。

テレビのリモコン、Sonosアプリ、Sonos Voice Control(日本語非対応)、またはAmazon Alexaで操作できる。Wi-FiやBluetoothにも対応、Apple AirPlay 2も利用できる。Sonos Era 300やEra 100、Sonos Oneなどをサラウンドスピーカーとして組み合わせられるほか、全世代のSonos Sub/Sub Miniをサブウーファーとして連携させられる。

筐体はよりスリムとなり、独特な丸みを帯びた側面、マット仕上げで、壁に取り付けても、キャビネットの上に置いても視界を妨げないというデザイン。スピーカー背面まで包み込むラップアラウンドグリルを採用し、音の放射範囲を広げている。タッチ操作部は視覚的に邪魔にならないようサウンドバーの後ろに隠れた設計となっている。

ネジを増やすことで接着剤を減らし保守性を高めたほか、単体使用時のアイドル時消費電力を従来モデルから最大20%削減するなど、環境にも配慮した。

外形寸法は1,178×110.6×75mm(幅×奥行き×高さ)、重さは5.9kg。カラーはブラックとホワイト。2mの電源ケーブル、1.5mのHDMIケーブルなどが付属する。

Sonos Sub 4

「Sonos Sub 4」(ブラック)

5×8インチの楕円形ウーファーを2基向かい合うように搭載したワイヤレスサブウーファー。対向配置によりフォースキャンセリングを実現し、音の歪みを解消したとする。バスレフ型で、レスポンスや低周波出力も高めた。再生周波数帯域は最低25Hz。

新たにWi-Fi 6に対応し接続性も向上。従来モデルから処理能力とメモリも強化されたため、将来のソフトウェアアップデートにも柔軟に対応するという。

筐体は四角型のデザインで、新たにマット仕上げを採用。外形寸法は402×148×389mm(幅×奥行き×高さ)、重さは11.79kg。カラーはブラックとホワイト。2mの電源ケーブルが付属する。