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ソニー、INZONE初の有機ELモニタ今日発売。「細かすぎて伝わらない魅力」広報noteで発信
2024年10月25日 12:00
ソニーは、ゲーミングブランド「INZONE」より、有機ELを採用したゲーミングモニター「INZONE M10S」を、10月25日に発売した。価格はオープンプライスで、ソニーストアでは174,900円。あわせてソニーの商品やサービスに込めた開発者の想いや裏話などを掲載する「広報note」では「細かすぎて伝わらない『INZONE M10S』の魅力」と題した記事も掲載されている。
INZONEブランドで初めて有機ELを採用したゲーミングモニター。ディスプレイサイズは27型で、解像度は2,560×1,440ドット/QHD。応答速度は0.03ms(GTG)、最大480Hzの高リフレッシュレートに対応する。
プロeスポーツチームのFnaticと共同開発したモデルでもあり、表示サイズをeスポーツ大会で広く採用されている24.5型にできる「24.5インチモード」や、FPSゲームに特化した画質モードとして、敵が見やすいように画質を調整した「FPS Pro+」、eスポーツ大会で広く使われているTN方式液晶ディスプレイの画質を再現するという「FPS Pro」を搭載している。
スタンドは従来モデルから刷新され、独自の重心構造により、小さい接地面ながら高い安定性を実現。フットプリントの厚さを一般的なマウスパッドと同じ厚さだという4mmにすることで、シームレスなマウス移動を実現したという。
入力はHDMI 2.1とDisplayPort 2.1が各1系統で、そのほかUSB Type-B(アップストリーム)×1、USB Type-A(ダウンストリーム)×2、ヘッドフォン出力なども備える。スピーカーは非搭載。
広報noteでは、INZONE M10Sの魅力として、上述の厚さ4mmのスタンドや、そう探しやすいジョイスティック式の操作ボタン、ファンレスでノイズの少ない冷却機構など、「プレスリリースに入り切らなかった」という製品の魅力について解説されている。
また25日には、直下型LED部分駆動を採用した27型液晶のゲーミングモニター「INZONE M9 II」も発売した。こちらも価格はオープンプライス、ソニーストアでは132,000円。解像度は3,840×2,160ドット/4Kで、最大160Hzリフレッシュレートに対応する。