ニュース
最新Apple TV 4Kが映画アスペクト比に対応。21:9や32:9など
2024年12月13日 07:00
アップルは12日、Apple TV 4Kで利用できる最新OS「tvOS 18.2」の提供を開始した。バージョン18.2では、シネスコ(シネマスコープ)と呼ばれる映画撮影・表示等で使われる横長画面を新たにサポート。21:9や32:9アスペクト比のディスプレイや、アナモフィックレンズを装着したプロジェクターなどと組み合わせることで、画面いっぱいにコンテンツを表示できるようになった。なお、映画アスペクト比をサポートするのは、最新のApple TV 4K(第3世代)のみ。
アスペクト比は、従来の「16:9」に加え、新たに「21:9」「2.37:1」「2.39:1」「2.40:1」「DCI 4K」「32:9」から選択が可能。
最新OSにアップデート後、ビデオとオーディオメニューに追加される「広いアスペクト比を有効にします」を選択すると、接続しているテレビやプロジェクターに最適なアスペクト比が検出されるようになっている。
横長のアスペクト比による表示は、映画など対応アプリの一部コンテンツのほかにも、FaceTime通話にも利用できる。
バージョン18.2では、新しいスクリーンセーバーとして「スヌーピー」が追加。スクリーンセーバー画面から「スヌーピー」を選択すれば、日、天気、休日に合わせて変化するアニメーションが楽しめる。
また、オーディオメニュー内に用意されている「対話を強調」機能に、アップルのワイヤレススピーカー「HomePod」(第2世代)が対応。リアルタイムのオーディオ処理と機械学習を使うことで、コンテンツの音声がより明瞭に聴き取れるようになった。
なお、スクリーンセーバーのスヌーピー追加と、対話を強調のHomePod対応は、Apple TV 4K(第2世代以降)で利用できる。