XREAL、単体で3DoF表示のARグラス「XREAL One」1月17日発売

XREALは、自社開発の空間コンピューティングチップを搭載したARグラス「XREAL One」を、2025年1月17日に発売すると明らかにした。価格は69,980円。予約は1月16日23時59分まで受け付けており、予約した人から順に発送となる。

ARグラス単体のほか、ARグラスを使いながらスマートフォンやゲーム機などを充電できるコネクタ「XREAL Hub」とのセットも72,960円で販売する。

「XREAL One」

AR業界で初という自社開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載したARグラス。これにより、グラス本体で3DoFを用いた固定大画面体験が可能になったほか、最低3msの低遅延も実現した。

ディスプレイにはソニー製の0.68型マイクロOLED(有機EL)を採用。歪みを修正しつつ、視野角は46度から50度まで広がったほか、最大輝度は600nits、リフレッシュレートは最高120Hz、全モード90Hzを達しし、快適な視聴体験を提供するという。前世代のARグラス「XREAL Air 2 Pro」や「XREAL Air 2 Ultra」で採用した三段階の調光機能も備えた。

音質面では、BOSEと共同チューニングを行ない、「よりクリアで繊細、立体的」なサウンドを実現。遠距離のノイズ抑制やプライバシー保護も実現し、没入感の高い音響効果とノイズリダクションが利用できるという。