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TCL、超長寿命の量子ドット採用4K液晶テレビ。43型で約8万円から
2025年4月25日 13:00
TCL JAPAN ELECTRONICSは、量子ドットを採用した4K液晶テレビ「P8K」シリーズと「P7K」シリーズ、量子ドット非採用ながら広色域を実現したという4K液晶テレビ「P6K」シリーズを、5月20日より順次発売する。いずれも価格はオープン、市場想定価格はP6Kの43型「43P6K」で7万円前後から。サイズラインナップと価格は以下のとおり。
- 85型「85P8K」 30万円前後
- 75型「75P8K」 20万円前後
- 65型「65P8K」 15万円前後
- 55型「55P8K」 12万円前後
P7K - 50型「50P7K」 9万円前後
- 43型「43P7K」 8万円前後
P6K - 75型「75P6K」 15万円前後
- 65型「65P6K」 11万円前後
- 55型「55P6K」 9万円前後
- 50型「50P6K」 8万円前後
- 43型「43P6K」 7万円前後
P8K
また、量子ドットを採用したフルHDテレビ「S5K」2モデルも同日より順次発売する。こちらも価格はオープン、市場想定価格は32型「32S5K」が4万円前後、40型「40S5K」が5万円前後。映像エンジンとして「AiPQ Liteプロセッサー」を搭載しているのが特長。
P8K
強化されたカラー量子クリスタル素材を採用し、より安定した合金構造で超長寿命を実現したという量子ドット採用モデル。DCI-P3 93%の広色域をカバーする。
バックライトは直下型LEDで、120Hzの倍速パネルを採用。自社開発で高コントラストと精緻なディテールを両立したというHVAパネルで、ゲームモード時は144Hzの高リフレッシュレートにも対応する。映像エンジンも自社開発の「AiPQ Proプロセッサー」を採用している。
サウンド面では「ONKYO 2.1 Hi-Fiシステム」を搭載した。合計5基の内蔵スピーカーで、より没入感あるサウンドを楽しめるとのこと。背面にはサブウーファーとして、独立した大型の重低音ユニットを搭載。
サウンドを立体的に広げる「バーティカルAiサウンドフィールド」や、視聴コンテンツに応じて最適なモードを自動選択する「コンテンツ最適化」、どんな部屋でも最適な音響環境を提供するという「ルームキャリブレーション」を利用できる。
映像面ではDolby VisionやHDR10/HDR10+、FreeSync、音響面ではDolby AtmosやDTS:X、DTS Virtual:Xをサポートする。
ゲーム関連機能では、オリジナル、FPV、RPGから好みのモードを選べる「ゲーム映像モード」、21:9と32:9の超ワイドアスペクトでプレイできる「超広角ゲームビュー」、「照準補助」などを搭載している。
搭載チューナー数はBS 4K/110度CS 4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×2。
P7K
強化されたカラー量子クリスタルを採用した量子ドット採用の4K液晶モデル。DCI-P3 93%の広色域をカバーする。バックライトは直下型LED。
HVAパネルを採用し、リフレッシュレートは60Hz。MEMC(フレーム補間処理)に対応し、DLG(Dual Line Gate)使用時は120Hz(1080p時)の高リフレッシュレートをサポートする。映像エンジンは自社開発の「AiPQ プロセッサー」。Dolby VisionやHDR10/HDR10+に対応。
出力10W+10Wのフルレンジスピーカーを搭載し、Dolby Atmos、DTS:X、DTS Virtual:Xをサポートする。
ゲーム関連機能では、プレイ中の画面にフレームレートなどを表示する「Game Bar」や「ゲーム映像モード」、「超広角ゲームビュー」、「照準補助」などを利用可能。
搭載チューナー数はBS 4K/110度CS 4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×2。
P6K
HDR対応の4Kテレビ。TCL独自開発のダイナミックカラーエンンハンスメントで「より鮮やかでプレミアムな映像体験を提供する」という。バックライトは直下型LED。映像エンジンは自社開発の「AiPQ プロセッサー」でHDR10、HLGをサポートする。
高コントラスト、高ディテールのHVAパネルを採用し、リフレッシュレートは60Hz。DLG(Dual Line Gate)使用時は120Hz(1080p時)の高リフレッシュレートをサポートする。
出力15W+15Wのフルレンジスピーカーを搭載し、Dolby Audioに対応した。搭載チューナー数はBS 4K/110度CS 4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×2。