パナソニックの一部ICレコーダにウイルス混入

-駆除方法案内。「感染しても危害は及ぼさない」


 

RR-XS600
 パナソニックは26日、2010年9月以降に販売したICレコーダ「RR-US571」、PCM録音対応モデル「RR-XS600」の2機種において、一部に内蔵メモリにウイルスが混入していたと発表した。

 混入の恐れがあるのは9月以降にユーザーが購入した製品で、8月以前に購入したモデルは問題無いという。混入したモデルをPCに接続すると感染する。

 混入の可能性のあるモデルの製造番号は下表の通り。ただし、製造番号が対象範囲であっても、外箱や電池蓋の裏面に識別用の緑色のシールが貼られているものは対象外となる。


機種品番対象の製造番号
RR-US571(シルバー)

MK0SB001721~MK0SB002200

MK0JB001001~MK0JB002600

MK0KB001001~MK0KB001400

RR-US571(レッド)

MK0SB001421~MK0SB001600

MK0JB001001~MK0JB001600

RR-XS600(ブラック)

MK0JA001001~MK0JA002090

MK0KA001001~MK0KA001600

 ウイルスはトレンドマイクロで「WORM_RJUMP.AI」、シマンテックで「W32.Rajump」、マカフィーで「W32/DKR.worm」と呼ばれるもので、感染しても危害を及ぼさない低リスクのタイプだという。

 パナソニックでは混入の理由を「弊社の製造上の不備から発生したもの」と説明。ウイルスの駆除方法を案内している。



(2010年 11月 26日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]