シャープ、「AQUOS Gシリーズ」の発売延期と仕様変更

-USB 2番組/長時間録画、DLNA動画再生は非対応に


60型の「LC-60G7」

 シャープは、液晶テレビ「AQUOSクアトロンGシリーズ」のうち、40/46/52/60型の発売を延期する。発表時は6月10日発売としていたが、同シリーズの80/70型と同じ6月20日の発売となる。対象製品の型番は「LC-60G7」、「LC-52G7」、「LC-46G7」、「LC-40G7」。

 同社は「周辺機器との動作検証評価の結果、発売日および製品仕様を変更する」と説明しており、延期された4機種だけでなく80/70型も含めた6機種の一部仕様も変更。当初予定していたUSB HDDへの2番組同時録画機能を廃止し、1番組の録画と裏番組の視聴のみ可能とした。また、長時間モードの録画機能も省かれた。

 さらに、発表時はホームネットワーク(DLNA)またはUSBメモリ内の動画/音楽/静止画再生にも対応するとしていたが、仕様変更により動画は非対応とし、音楽と静止画のみ再生できる。

 Gシリーズは同社のハイエンド機種で、「LC-80GL7」は日本最大となる80型。いずれも4原色のクアトロンパネル/UV2A技術と、新開発の829万サブピクセル駆動システムを採用。80/70型は直下型LED、52/46/40型はエッジ型LEDを採用する。



(2012年 6月 1日)

[AV Watch編集部 中林暁]