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カロッツェリア、純正オーディオを高音質化するデジタルプロセッサー

DEQ-7000A

パイオニアは、Class Dハイパワーアンプを内蔵したカロッツェリア・デジタルプロセッサー、ハイグレードモデル「DEQ-7000A」と、専用のセッティングデータで手軽に最適な音場を構築できるというエントリーモデル「DEQ-2000A」を発売する。DEQ-7000Aは9月発売で126,500円、DEQ-2000Aが12月発売で価格はオープン、市場想定価格は53,000円前後。

近年は、車内システムの統合コックピット化が進み、純正オーディオシステムの取り外しや市販商品への交換が困難なケースが増えている。また、車両の純正オーディオシステムを活用しつつ、より高音質な音楽を楽しみたいというニーズも高まっているという。

デジタルプロセッサーは、車両の純正オーディオシステムやナビゲーションシステムに、タイムアライメントやイコライザー、出力レベルの調整など多彩な音響調整能力を追加でき、専用のスマートフォンアプリやWindows PCソフトウェアを使った操作で理想の音響空間を構築できるという製品。

ハイレゾ再生に対応し、システムの拡張性に優れたハイグレードモデルDEQ-7000Aには、ソースの切り替えなどを手元で行える専用リモコンを付属。パワーアンプの最大出力は120W×8ch(4Ω)。

エントリーモデルのDEQ-2000A

エントリーモデルのDEQ-2000Aは、車種ごとの車室内音響特性に合わせてチューニングした「サウンドチューニングデータ(代表車種:20車種)」を使って、手軽に音質を向上できる。パワーアンプの最大出力は80W×4ch(4Ω)。サウンドチューニングデータは、カロッツェリアWebサイトから無料でダウンロードできる。

このDEQ-2000Aは、オートバックスセブンの協力を得て開発したもので、7月から全国のオートバックス店舗で先行発売を予定している。オートバックスでの価格は40,800円で、別途取り付け工賃が必要。

どちらも小型サイズで、シート下などへの設置が可能。