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ソニーモバイル、NFC搭載Bluetoothヘッドセット3モデル

有機EL+FMで実売8,000円の「SBH50」など

SBH50 ブラック(B)

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、NFC対応のBluetoothヘッドセット3モデルを7月19日に発売する。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格はステレオヘッドセットの「SBH50」が8,000円前後、「SBH20」が5,000円前後、モノラルヘッドセットの「MBH10」が4,000円前後。

 3モデル共通の機能として、Bluetooth 3.0に準拠し、NFCに対応。NFC機能を搭載するスマートフォンをかざしてBluetoothのペアリングができる。本体にマイクを内蔵し、スマートフォンでのハンズフリー通話に対応する。対応コーデックはSBC。

ステレオヘッドセット SBH50/20

 「SBH50」、「SBH20」は、9.2mm径のダイナミック型ドライバを搭載したカナル型(耳栓型)イヤフォンとBluetoothレシーバで構成されるステレオヘッドセット。イヤフォンは好みのものに付け替えることも可能。通話や音楽再生のほか、スマートフォンで受信したワンセグ音声も聴くことができる。

 SBH50は、FMチューナを内蔵した有機ELディスプレイ搭載のレシーバが特徴。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色を用意する。画面に着信電話番号や、楽曲タイトル、FM周波数などを表示でき、画面を見ながらスマートフォンやポータブルオーディオの操作ができる。背面にはクリップを搭載し、胸ポケットや襟元に装着可能。

 対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、SPP。2台までの機器をペアリングできるマルチペアリングと、2台の機器と同時に接続できるマルチポイントに対応。リチウムイオバッテリを内蔵し、バッテリの持続時間は最大10時間。レシーバの重量は約16.9g。S/M/Lのイヤーピースや充電器などが付属する。

SBH50
背面
側面

 SBH20は、コンパクトなレシーバに操作ボタンを配置し、電話の着信応答や音楽再生時の基本操作が可能。ディスプレイやFMは搭載しない。カラーはブラック(B)、ホワイト(W)、オレンジ(D)、ピンク(P)の4色。

 対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、SPP。8台までの機器をペアリングできるマルチペアリングと、2台の機器と同時に接続できるマルチポイントに対応。背面にクリップを搭載する。バッテリの持続時間は最大6時間。レシーバの重量は約12.5g。

SBH20 ブラック(B)
背面
SBH20の各カラー

モノラルヘッドセット MBH10

 「MBH10」は、インナーイヤフォン/レシーバ一体型のモノラルヘッドセット。耳掛けフックが回転し、左右どちらの耳にも装着可能。イヤフォンからマイクに伝わる通話相手の音声を削減し、通話相手側に起こるエコーを抑制するエコーキャンセル機能や、通話相手側に聞こえる騒音を低減するノイズリダクション機能を搭載。高音質な通話が可能という。

 対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、SPP。8台までのマルチペアリングと、2台のマルチポイント接続に対応する。バッテリの持続時間は最大6時間。本体の重量は約9.4g。カラーはブラック(B)とホワイト(W)の2色。

MBH10
MBH10 ホワイト(W)
背面

(一條徹)