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Westone、クアッドBA「W40」など新イヤフォンWシリーズ
MMCX/リケーブル対応4モデル。W40は実売49,800円
(2013/12/3 14:52)
テックウインドは、米Westone Laboratoriesのカナル型(耳栓型)イヤフォン新シリーズ「Wシリーズ」を12月5日より順次発売する。バランスド・アーマチュア(BA)ユニットを搭載し、ユニットが1基の「W10」、2基の「W20」、3基の「W30」、4基「W40」の4製品で展開。W10/W20/W40の3製品は12月5日から、W30は12月下旬から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はW10が19,800円、W20が29,800円、W30が39,800円、W40が49,800円。
型番 | ドライバ | 発売日 | 店頭予想価格 |
---|---|---|---|
W40 | 4基 (高域×1、中域×1、低域×2) | 12月5日 | 49,800円 |
W30 | 3基 (高/中/低域×各1) | 12月下旬 | 39,800円 |
W20 | 2基 (高域×1、低域×1) | 12月5日 | 29,800円 |
W10 | 1基 | 19,800円 |
Wシリーズは従来のWestoneシリーズ(Westone1~Westone4)の後継となり、コンシューマ向けに新開発/デザインされた。全モデルで、新たにMCXコネクタを採用し、ケーブル交換(リケーブル)を容易にしたほか、MFi(Appleの認証プログラム)対応のリモコン/マイク付きケーブルを同梱。また、カラーバリエーションを楽しめる3色(ブラック/レッド/ブルー)のフェースプレートが付属し、左右違う色にしたり、その日のファッションにあわせたカラー変更などが可能となっている。防滴仕様のモニターヴォルトケースも全モデルに付属する。
W40(Universal W40)は4基(クアッド)のBAドライバを搭載したカナル型イヤフォン。BAドライバは高音域×1、中音域×1、低音域×2で、高精度かつ、音響特性を揃えた4基のドライバにより、音響の対称性に配慮(Acoustic Symmetry +/- 2dB)。先進的なクロスオーバーネットワークによる3ウェイドライブとの相乗効果で、クリアでリアルなサウンドを提供するという。
再生周波数帯域は10Hz~18KHz、入力感度は118dB、インピーダンスは31Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。ケーブルは脱着可能なEPICケーブル1.2m(Y字)で、MFi対応のリモコン付きケーブルも付属。重量は12.7g。
W30(Universal W30)は、低/中/高域のそれぞれに各1基のBAドライバを搭載した3ウェイ構成のカナル型イヤフォン。レスポンスの良い低域、解像度の高い中域、明瞭な高域が特徴としている。
再生周波数帯域は20Hz~18KHz、入力感度は107dB、インピーダンスは30Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。ケーブルは脱着可能なEPICケーブル1.2mと、MFi対応のリモコン付きケーブル。重量は12.7g。
W20(Universal W20)は、低域用と高域用の2基のBAドライバと、クロスオーバネットワークを搭載。「ディテールの繊細な描写とダイナミックな表現をする本格的なデュアルドライバイヤフォン」としている。再生周波数帯域は20Hz~18KHz、入力感度は117dB、インピーダンスは33Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。ケーブルは脱着可能なEPICケーブルとMFi対応のリモコン付きケーブル。重量は12.7g。
W10(Universal W10)は、BAドライバシングルユニットのエントリーモデル。再生周波数帯域は20Hz~16KHz、入力感度は122dB、インピーダンスは27Ω。パッシブノイズ減衰は25dB。ケーブルは脱着可能なEPICケーブル1.2mと、MFi対応のリモコン付きケーブル。重量は12.7g。
Wシリーズは10月の「秋のヘッドフォン祭 2013」で世界初公開され、近日の発売が予告されていた。テックウインド扱いのWestoneイヤフォンはWシリーズと、9月下旬より発売開始されたUM Proシリーズを中心に展開することとなる。