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ソニー、低音重視XBイヤフォンを12mmドライバで音質強化

XB70はアルミハウジング採用。XB50はイエローも

MDR-XB70

 ソニーは、低音再生にこだわったイヤフォン/ヘッドフォン「EXTRA BASS」(XB)シリーズの新モデルとして、カナル型(耳栓型)の「MDR-XB70」と「MDR-XB50」を2月14日より発売する。価格はXB70が8,715円、XB50が4,393円。

 MDR-EX650/EX450と同様に新開発の12mmドライバを搭載して音質を向上しながら、低音再生能力の強化にもこだわったXBシリーズの新イヤフォン。XB70は切削アルミハウジングを採用した上位モデルとなる。カラーはXB70がブラック(B)とゴールド(N)、XB50がブラック(B)、ホワイト(W)、ブルー(L)、イエロー(Y)。

MDR-XB70
MDR-XB50
MDR-XB70
MDR-XB50

 いずれも新開発の12mmドライバを採用。振動板のエッジ幅を小型化し、12mmドライバながら従来の16mmドライバと同サイズのドーム面積を実現。より小さなドライバでも、低域から高域までクリアに再生できるようにした。XB70は360kJ/m3、XB50は300kJ/m3の高磁力マグネットを採用し、低歪を実現した。

 XB70は切削アルミハウジングの採用により、低域のスムーズなレスポンスとクリアで艶のある中高音を両立させた。

 また、XBシリーズならではの低音強化のため、ベースブースターを搭載。ドライバユニットから鼓膜までの気密を高めながら、ハウジング上のダクトにより、低域の振動板動作を最適化。量感と正確なリズムを両立した低域再生を可能にした。耳への接触を最低限に保ちながら耳の奥までドライバを配置する「アングルドイヤーピース」方式を採用している。

 ケーブルは絡みにくいセレーションケーブルで、Y型。長さは1.2m。プラグは金メッキのL字型ステレオミニ。重量はXB70が約9g、XB50が8g。

MDR-XB70
12mm新ドライバを採用

(臼田勤哉)