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ヤマハ、学校向けピアニカを30年ぶりモデルチェンジ
衛生面や持ちやすさを改善。リコーダは環境対応強化
(2014/7/16 12:26)
ヤマハは、学校向けのピアニカを30年ぶりにモデルチェンジし、新モデル「P-32E/EP」を10月1日より発売する。価格は6,600円。カラーはブルー(P-32E)とピンク(P-32EP)の2色。
小学校の音楽の授業での利用を想定した32鍵のピアニカ。正確な音程と音質、堅牢性の高さなどが評価されていた「P-32D/DP」を30年ぶりにリニューアルし、指導者や児童、保護者の声を取り入れて、演奏しやすさに加え、衛生面や持ちやすさに配慮した点が特徴となる。
本体は丸みを帯びた形状にし、立奏で本体を持つ際に子どもの手にフィットするように改良。重量も50g軽量化し、600gとなった。
卓奏/立奏のどちらにも使用できる演奏用パイプを新たに開発。クリップに長いパイプを挟むことにより、長さを調節して鍵盤を見ながら演奏ができるようになり、パイプが邪魔にならず演奏しやすくなったという。また、卓奏における演奏待機時には、クリップにパイプを挟んで固定することで、パイプの置き位置に気を取られることがなくなり、吹込口が机上に付着しないため、衛生面でも優れているとする。
従来より採用していた中空二重ブロー成型を引継ぎ、耐久性に優れた丈夫な構造で楽器をしっかり守っている。本体の外形寸法は425×96×49mm(幅×奥行き×高さ)。ケースの持ち手は子どもの手にフィットしやすい形状に改良し、ケースの外形寸法は456×173×58mm(同)。