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キヤノン、5,060万画素のEOS 5Ds/5Ds Rを6月18日発売。冠布プレゼントも
（2015/6/4 13:45）
キヤノンは、有効約5,060万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「EOS 5Ds」と、ローパスフィルター効果を無くした「EOS 5Ds R」の発売日を6月18日に決定した。2月の発表当初、「6月発売」としていた。価格はオープンプライス。ボディのみの価格は「5Ds」が468,000円前後、「5Ds R」が498,000円前後。
どちらも撮像センサーが有効約5,060万画素と大幅に高画素化し、風景写真など解像感が求められる撮影シーンにおいて威力を発揮する一眼レフデジタルカメラ。5Ds Rでは、センサー前の光学ローパスフィルタの効果をキャンセルする機構を備えたことで、5Dsよりも高い解像感を実現するモデルと位置付けている。画像処理エンジンはいずれもデュアルDIGIC 6を搭載する。
カメラの振動ブレ対策機構として、「ミラー振動制御システム」を導入。モーターとカム駆動による新機構で、ミラー駆動時に発生する振動を低減することでセンサーの解像力を引き出せるとする。また、ミラーアップによる振動が収まってから露光を開始する事で、振動ブレを低減する「レリーズタイムラグ任意設定」機能も用意している。
動画撮影機能はフルHDのEOS MOVIEに対応。ファイルフォーマットはMOV、映像圧縮方法はMPEG-4 AVC/H.264で、1フレーム単位で圧縮するALL-Iと差分圧縮でファイル容量を小さくできるIPBが選択できる。タイムコード設定にも対応する。また、一定間隔で撮影した静止画をつないで、フルHD（ALL-I）の動画として記録する「タイムラプス撮影」にも対応し、最大2分までの動画として記録できる。
発売を記念して、機種名が刻印されたオリジナル冠布をプレゼントするキャンペーンを実施する。冠布はカメラと撮影者を覆い、外光を遮って正確なピント合わせを行なうためのアクセサリー。レンズフードやレンズ先端に固定するための面ファスナーを備え、表面の撥水加工で簡易レインカバーとしても使用可能。
対象となるのは、EOS 5Ds/5Ds Rのいずれかを購入し、「キヤノンイメージゲートウェイ」に登録したユーザー全員で、キャンペーン期間は6月18日～8月31日。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
また、BS朝日において、写真家15人を特集したドキュメンタリー番組「The Photographers」('14年放映)の続編となる「The Photographers 2」が、6月15日と6月22日に前後編として放映される。6人の写真家がEOS 5Dシリーズを使って風景撮影に挑む様子が描かれる。放送日時と出演する写真家は、前編が6月15日21:00～23:00で、米 美知子、中西昭雄、竹沢うるま。後編が6月22日21:00～23:00で、吉村和敏、GOTO AKI、尾﨑たまき。