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iPhone向けハイレゾアプリ「NePLAYER」がDLNA対応NASからの音楽再生可能に
(2015/6/26 12:55)
ラディウスは25日、ハイレゾデータに対応したiOS向けの音楽再生アプリ「NePLAYER」をアップデート。ハイレゾ音楽を保存したDLNA対応のNASなどから、ワイヤレスでの音楽再生に対応した。アップデートは無料だが、アプリ自体は有料で1,800円(税込)。
iOS 7.0以降に対応。対応機種はiPhone 5/5c/5s/6/6 Plus、第5世代iPod touch、iPad mini/mini 2/mini 3、iPad Air/Air 2。
アップデートによりUPnPに対応。DLNA対応のNASにアクセスし、保存されたハイレゾを含む音楽ファイルをワイヤレスで再生可能。ダウンコンバートせずに受信し、iPhoneなどに対応のDAC搭載ヘッドフォンアンプを接続し、ハイレゾ音楽を楽しむ事ができる。
サーバーとして、iPhoneやiPad内に保存したハイレゾ楽曲を、DLNA対応ネットワークプレーヤーに配信する事も可能。コマンダーとしても機能し、DLNA対応NAS内のファイルにアクセスし、それを指定したDLNAネットワークプレーヤーから再生させる、リモコンアプリとして活用できる。
動作確認済みのネットワークプレーヤーはマランツの「NA6005」、デノンの「RCD-N9」。NASはバッファローの「LS421D」、「DELA(N1Z、N1A)」、アイ・オー・データ機器の「RockDisk for Audio」、「LAN DISK A」シリーズ(HDL2-A2.0RT、HDL2-A4.0RT、HDL2-A6.0RT、HDL-A2.0RT、HDL-A3.0RT)、「RECBOX DR」シリーズ(HVL-DR2.0、HVL-DR3.0、HVL-DR4.0)。なお、アプリ自体はDLNAの認証を取得していない。
AirDropにも対応。iOS端末とAirDrop接続したMacから、ハイレゾを含む音楽データをワイヤレスでiPhone/iPadへ保存できる。ケーブル接続やiTunesを起動しなくても、音楽データをドラッグ&ドロップで簡単に転送できる。
NePLAYERの再生対応フォーマットは、DSD(.dff.dsf)が11.2MHzまで。PCMは384kHz/32bitまで対応し、Apple Lossless、FLAC、WAV、MP3、AAC、HE-AACが再生できる。