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アドビ、生成AIでアイデア出しできる「Fireflyボード」。スマホで動画生成できるモバイル版も

Fireflyボード イメージ

アドビは、生成AI「Firefly」について、現在パブリックベータ版が使用できる「Fireflyボード」上で、Ideogram、Luma、Pika、Runwayの生成AIモデルを追加。追加のアカウントやサブスクリプション契約なしで、パートナーモデルの生成AI機能を利用できる。また、iOS/Android向けの「Firefly モバイル版」も公開した。

Fireflyボードは、テキスト、画像、動画を生成しながら、ムードボードを構築できるツール。チーム横断でブレインストーミングを行ない、アイデア出しや絵コンテ作成などに活用できる。今年4月には、GoogleやOpenAI、Black Forest Labsといったパートナーの画像モデルを導入し、Fireflyボードのクリエイティブパレットを拡張していた。

今回、それらに加えて、パートナーモデルとして、Ideogram、Luma、Pika、Runwayのモデルが追加。カンバス上で自由にモデルの切り替えて生成できる。また、どのアイデアがどのモデルを活用して作成されたかの把握もできる。

Firefly モバイル版では、テキストプロンプトを利用した画像生成、動画生成が利用できるほか、画像を元に動画生成を行なう機能や、スマホで撮った写真の切れて締まった部分などを生成拡張で補完したり、不要な要素を消したり、新しい要素を加えたりできる生成塗りつぶしなどの機能が利用できる。

Firefly モバイル版イメージ