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FX-AUDIO-、WM8741搭載のUSB-DAC「FX-02J+」の特別仕様・最終生産モデル。8480円

「FX-02J+ Final Edition」

ノースフラットジャパンは、USBバスパワーで動作するDAC「FX-02J+」の特別仕様・最終生産モデルとして、「FX-02J+ Final Edition」を7月10日に発売する。先行予約受付を開始しており、先行予約分は7月8日より順次出荷予定。価格は8,480円。

ハイエンドオーディオ用DAC IC 「WM8741」を搭載したUSB DAC「FX-02J+」の設計思想を継承しつつ、搭載部品の見直しと回路設計変更により音質面のさらなる向上を図り、“最終進化形”として刷新した特別仕様の最終生産モデル。

従来モデルとの違いとして、LPF回路のオペアンプを変更。左右チャンネルで独立したLPF回路に「OPA1612」DIP化基板実装タイプのオペアンプ2基を採用している。さらに、差動変換回路に「OPA627」 2回路DIP化基板実装タイプのオペアンプを採用した。

USBレシーバーICを「SA9123」に変更する事で、対応する最大サンプリングレートを96kHz/24bitから、192kHz/24bitに向上させた。

USB Audio Class 1.0モードと2.0モードを切替え可能なスイッチを新たに搭載。USB Audio Class1.0 のみに対応する ゲーム機やレガシーデバイスにも対応。Nintendo Switch2でも動作確認済みだという。

基板は開発の試作基板で、実際の製品の基板とは異なる

その他の仕様は、FX-02J+と同じ。DAC ICからのアナログ音声信号をカップリングコンデンサを通さずダイレクトにラインレベルの出力をすることで、原音に近いストレートな高音質でハイエンドDACの性能を体感できるという。

USB給電で動作。オーディオの高音質化に最適な安定した正負電源生成回路を搭載する事で、各IC及びオペアンプへ最適な電源を供給し、カップリングレス化を実現している。

デジタル入力はUSB-B。アナログ出力はステレオRCAで、同軸デジタル出力も備えている。外形寸法は51×78×21mm(幅×奥行き×高さ)。