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“日本の横折りスマホ史上最薄、最軽量”「Samsung Galaxy Z Fold7」
2025年7月10日 10:15
サムスン電子ジャパンは、“日本の横折りスマホ史上最薄、最軽量”を実現した、折りたたみスマートフォン「Samsung Galaxy Z Fold7」(SIMフリーモデル)を発表した。7月17日より予約受付を開始し、8月1日から販売する。カラーはブルーシャドウ、シルバーシャドウ、ジェットブラック。
従来のバータイプスマートフォンの携帯性や操作感と、折りたたみスマートフォンならではの大画面による高い生産性の両方を1台に求めるユーザーのために設計したという新モデル。
厚さは、広げた状態で約4.2mm、折りたたむと約8.9mm。カバー画面のサイズは約6.5インチのDynamic AMOLED 2X cover displayで、新しいアスペクト比21:9の大画面となる。
大画面で編集やマルチタスク、没入感のある視聴体験を実現。Galaxy AIを最大限に活用できるという。前モデルと比べてメインディスプレイは11%拡大し、複数アプリの同時操作や作業スペースの拡張など、生産性向上を実現した。
メインディスプレイは約8.0インチのDynamic AMOLED 2Xで、鮮やかなコントラストや純度の高い黒色、鮮明なディテールを実現。「映画鑑賞からマルチタスクまで、あらゆるコンテンツをより印象的に映し出す」という。ビジョンブースターと最大2,600nitsのピーク輝度により、直射日光の下でも鮮やかに視認性を保つとしている。
耐久性も考慮し、ヒンジ構造と折りたたみ型のディスプレイを大幅に刷新。Armor FlexHingeという強化された水滴型ヒンジとマルチレール構造の導入により、薄く軽量になったほか、衝撃を均等に分散することで耐久性を高め、折り目が目立ちにくくなっている。
カバー画面には新素材Corning Gorilla Glass Ceramic 2を採用。ガラス構造内に微細な結晶を精密に埋め込むことで、高い耐久性とひび割れを防ぐ性能を確保している。
内部には、専用にカスタマイズしたSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載。Galaxy AIのリアルタイム通訳や生成AI編集などのデバイス上でのAI処理をより高速かつスムーズに実行するという。
Samsung Galaxyのプロ仕様カメラを折りたたみスマートフォンに初めて搭載。シリーズ初となる約2億画素の広角カメラを搭載。前機種比4倍のディテールを捉え、44%明るい撮影が可能。メインディスプレイの約1,000万画素、広角100度のカメラは画面の大きさを活かし、集合写真を撮影する時もより多くの人物や背景を1枚に収めることができる。