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最薄5.6mm「iPhone Air」登場。“薄いボディに最大限のパワー”
2025年9月10日 04:41
アップルは、シリーズ史上最薄のボディを採用した「iPhone Air」を、9月19日に発売する。予約は12日21時から。価格は256GBモデルで159,800円から、カラー展開はスカイブルー、ライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックの4色。
- 256GB 159,800円
- 512GB 194,800円
- 1TB 229,800円
iPhone Air
薄さ5.6mm、重さ165gの軽量・薄型ボディを採用した新シリーズ。80%再生チタニウムを使ったフレームを、3倍の耐擦傷性能を持つ前面ガラス「Ceramic Shield 2」と、4倍の耐亀裂性能を持つ背面ガラス「Ceramic Shield」でサンドイッチした構造を採用した。
薄型ながらアップルが定める曲げ強度の要件を満たしているといい「これまでのどのiPhoneよりも頑丈」だという。
「薄いボディに最大限のパワーを詰め込むために」本体背面の上部が盛り上がったデザインを採用。ここにカメラや基板、アンテナなどを盛り込むことで、高密度のバッテリーを組み込むスペースを確保している。
ディスプレイは6.5型の有機EL(OLED)を採用した「Super Retina XDRディスプレイ」で、解像度は2,736×1,260ドット/460ppi。常時表示ディスプレイで、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーを採用した。屋外ピーク輝度は3,000nits。
背面カメラは1眼ながら、デフォルトの2,400万画素と最大4,800万画素を使い分けられる「48MP Fusionカメラシステム」を採用。1,200万画素の光学2倍ズーム(焦点距離52mm)や、最大10倍のデジタルズームに対応している。
フロントカメラは正方形のセンサーを採用し、タップするだけで視野角を広げたり、iPhoneを縦持ちしたまま、横向きセルフィーが可能な1,800万画素の「18MPセンターフレームフロントカメラ」を採用。
ビデオ撮影では、前後のカメラで同時に撮影する「デュアルキャプチャビデオ」を新搭載。背面カメラで周りの風景を撮影しつつ、フロントカメラで自身の姿を同時に撮影できる。そのほかフロントカメラでも「手ぶれ超補正ビデオ」が利用できる。
搭載チップは「A19 Pro」で、2基の高性能コアと4基の高効率コアを組み合わせた6コアCPU、Neural Acceleratorを搭載した5コアGPU、16コアNeural Engineを搭載。CPUH性能はiPhone 14 Proより最大40%高速化された。
また、アップルが自社開発した最新モデム「C1X」を採用することで電力効率も高めている。ワイヤレスネットワークチップも自社の「N1ワイヤレスネットワークチップ」で、2x2 MIMO対応Wi-Fi 7とBluetooth 6.0、Threadに対応した。
バッテリー駆動時間は、ビデオ再生で最大27時間。iPhone Airのために作ったというMagSafeモバイルバッテリー「iPhone Air MagSafeバッテリー」(15,800円)と組み合わせると最大40時間のビデオ再生が可能だという。30分で最大50%充電できる高速充電にも対応した。
ワイヤレス充電は最大20WのMagsafeとQi2規格をサポートする。
本体側面にはカメラコントロールやアクションボタンを搭載。充電ポートはUSB-Cだが、USB 2(最大480Mb/s)仕様となっている。デュアルeSIM仕様で、物理SIMカードには非対応。8つ以上のeSIMを保存でき、ふたつをアクティブにできる。
外形寸法は156.2×74.7×5.64mm(幅×奥行き×高さ)。USB-C充電ケーブル(1m)が付属する。







