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JBLサウンドバー「BAR 1000/800」がMK2に。音のビーム進化、最上位1300MK2の一般販売開始
2025年9月25日 07:00
ハーマンインターナショナルは、JBLのサウンドバー新モデルとして、「JBL BAR 1000MK2」と、「JBL BAR 800MK2」を10月2日に発売。さらに、6月からクラウドファンディングを実施し、支援総額1.4億円を達成した最上位モデル「JBL BAR 1300MK2」の一般販売を10月30日から開始する。価格はオープンで、直販価格はBAR 1000MK2が159,500円、BAR 800MK2が110,000円、BAR 1300MK2が228,800円。
なお、BAR 800MK2はJBLオンラインストア、楽天市場JBL公式ストア、JBL公式Yahoo!店、Amazon JBL公式ストアのみでの限定販売となる。
3機種共通の特徴
Dolby Atmosや、DTS:Xに対応するサウンドバー。音のビームを壁や天井に放射し反射させることで、全方位からリアルな音に包まれるサウンドを届ける独自技術の最新バージョン「MultiBeam 3.0」を採用。スピーカー配置に最適化したアルゴリズムにより、より的確に反射する方向や角度を狙うことが可能になった。
さらに、声の成分をリアルタイムで解析し、声の輪郭を際立たせ、セリフを聞き取りやすくする「PureVoice2.0」も搭載。音量の大小とシーン分析を行ない、クリアでスムーズかつ自然にサウンドを再生。
繊細な環境音や効果音の明瞭度を高める「SmartDetails」技術も備え、「作品内で小石が転がる音や鍵がぶつかる音などの細かいニュアンスも再生し、ワンランク上の没入体験を可能にする」という。
各モデルはサウンドバーとサブウーファーがセットになっており、サウンドバー両端に取り付けているワイヤレス・リアスピーカーを分離。ユーザーの背後などに設置し、リアルなサラウンド再生ができる。
このワイヤレス・リアスピーカーを活用し、夜間でも迫力のあるサウンドを再生する「ナイトリスニング」機能や、テレビから少し離れた場所に設置して手元で再生する「ブロードキャスト」機能も利用可能。
さらに、ワイヤレス・リアスピーカーだけを、2台のポータブルBluetoothスピーカーとして使うこともできる。
JBL BAR 1000
7.1.4chのサウンドバーシステムで、合計15基のドライバーユニットを搭載。
サウンドバー部分には液晶ディスプレイを搭載。音量調整や入力切替などを視覚的に確認できる。
「JBL One」アプリを使い、スマホやタブレットからリモコンの操作も可能。他にも、新しい4種類の環境音を再生する「サウンドスケープ」機能により、映画鑑賞以外の時間には心地よい音楽や自然の音を再生し、癒されるという。
シリーズ最薄級という約5.2cm高で、大画面テレビともスタイリッシュにマッチ。25cm径の大口径サブウーファーが付属する。総合出力は960W(サウンドバー本体:500W、リアスピーカー:80W×2、サブウーファー:300W)。
JBL BAR 800MK2
サウンドバーとサブウーファー、ワイヤレス・リアスピーカーがセットの7.1ch構成。合計11基のドライバーユニットを搭載する。
価格を抑えながら、上位モデルの音響技術を踏襲。ドルビーアトモスバーチャライザーとDTS Virtual Xが利用でき、上空から包み込むようなサウンドを再現できるという。
合計11基のドライバーユニットを搭載。総合出力は780W(サウンドバー本体:400W、リアスピーカー:40W×2、サブウーファー:300W)。
JBL BAR 1300MK2
最上位モデルのBAR 1300MK2の仕様は、既報の通り。
クラウドファンディングでプロジェクト公開初日に目標金額を達成し、総支援額1.4億円を超える支援を記録し、話題となった。
Dolby AtmosやDTS:Xに加え、新たにJBLの完全ワイヤレスサラウンドシステムとしては初めてIMAX Enhanced認証を取得。
サウンドバーとサブウーファー、ワイヤレス・リアスピーカーがセットになっており、BAR1000の7.1.4ch構成から、BAR 1300MK2は11.1.4ch構成へとアップグレード。合計29基のスピーカーユニットを搭載。音の密度を飛躍的に向上させ、よりリアルで没入感のあるサウンドを実現するという。
総合出力は2,470W(サウンドバー本体:950W、リアスピーカー:160W x 2、サブウーファー:1200W)。サブウーファーは新開発の「密閉型デュアルウーファー」で、パワフルかつタイトな低域を再生できるという。