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レグザ、新開発の直下型LEDパネル採用4K液晶テレビ
2025年10月3日 10:00
TVS REGZAは、映像処理エンジン「レグザエンジン ZR」を搭載した4K液晶レグザ「E6」シリーズと「E3」シリーズを、10月3日から順次発売する。サイズ展開はE6シリーズが43/50/55/65/75/85/100型、E3シリーズが43/50/55/65/75/85型。いずれも価格はオープンで、市場想定価格はE3シリーズの43型「43E350R」で88,000円前後から。
- 100型「100E670R」 10月10日発売 660,000円前後
- 85型「85E670R」 同上 374,000円前後
- 75型「75E670R」10月3日発売 264,000円前後
- 65型「65E670R」 同上 220,000円前後
- 55型「55E670R」 同上 176,000円前後
- 50型「50E670R」 同上 143,000円前後
- 43型「43E670R」 同上 132,000円前後
E3シリーズ - 85型「85E350R」 10月10日発売 275,000円前後
- 75型「75E350R」 同上 198,000円前後
- 65型「65E350R」 同上 143,000円前後
- 55型「55E350R」 同上 110,000円前後
- 50型「50E350R」 同上 99,000円前後
- 43型「43E350R」 同上 88,000円前後
E6シリーズ
採用パネルは、E6シリーズが新開発の全面直下型高輝度LED、E3シリーズが新開発の全面直下型LED。2シリーズとも、高画質映像処理エンジン「レグザエンジン ZR」を搭載し、「高度なダイナミックガンマ制御により、臨場感あふれる映像を再現する」という。
どちらもネット動画の特性に合わせて高画質処理を行なうことでコントラストや精細感を高める「ネット動画ビューティ」を搭載。E6シリーズのみ、地上デジタル放送において、画面のエリアごとに現れるさまざまなノイズを低減する「地デジAIビューティ」も搭載した。
サウンド面では、E6シリーズが「重低音立体音響システムZ」を採用している。マルチアンプにより、バスレフ型メインスピーカーやトップスピーカー、重低音バズーカを駆動して、迫力ある重低音とクリアな音声を再生するという。
サイズによってマルチアンプの最大出力が異なり、100型「100E670R」は70W、43型「43Z670R」は50W、ほかサイズは60W。
またE6シリーズではAIでコンテンツの音声成分を認識して音声と環境音のバランスを調整できる「レグザAI快適リスニング」も搭載した。コンテンツの環境音などを低減し、人の声を聴きやすく調整できるもので、例えばスポーツでは解説音声を低減しつつ、スタジアムの歓声を強調して臨場感を高めるといった演出ができる。
E3シリーズは「レグザパワーオーディオシステム」を採用。バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーにより、低音から高音までバランスの良い迫力のあるサウンドを再現しつつ、自然な音像定位と臨場感を実現したとのこと。
E6シリーズは「レグザAIボイスナビゲーター」にも対応している。ボイス機能で見たい番組を検索する際に生成AIを活用でき、対話形式で番組を検索できる。
さらにE6シリーズは、2画面表示も可能。左側に地デジ/BS・110度CS放送やHDMI入力を、右側に地デジ/BS・110度CS放送のほか、YouTube、AirPlayなどミラーリング機能を使ってスマートフォンの画面を表示させることができる。
ゲーミング機能も充実。2シリーズとも、接続されたゲーム機器を自動判別して、快適にゲームができるように各種設定を調整する「オートゲームアジャスト」機能を備えている。表示遅延は約0.83msecで、格闘ゲームなどもレスポンスよく楽しめるとのこと。
オートゲームアジャストではALLM信号を検出すると自動的に低遅延モードに移行する。なお、E3シリーズはVRRに非対応。
そのほか、2シリーズとも推し活を強力にサポートするという「みるコレ」を搭載。好きなタレントや好みのテーマの「みるコレパック」をお気に入り追加すると、関連番組やシーン、ネット動画まで横断して検索・表示できるほか、それらをすぐに楽しめる「新 ざんまいスマートアクセス」などに対応している。
リモコンには、Prime VideoやNetflix、YouTubeなどの動画配信サービスをワンタッチで起動できるボタンを12個搭載。お気に入りの動画サービスやHDMI入力などを登録できる「My.Choice」ボタンも備えている。
リモコンのユーザーインターフェースを高めるべく、使用頻度の高いキーは十字キー周辺に集約。キーの傾斜形状を見直すことで、操作性も大幅に高めている。
TVS REGZA、2大会連続でFIFAワールドカップのスポンサーに
またTVS REGZAは、2026年6月11日に開幕する「FIFAワールドカップ2026」の公式テレビスポンサーに就任した。前回のFIFAワールドカップカタール2022大会に続いて、2大会連続でのスポンサー就任となる。
同社は「臨場感あふれる高画質映像と高音質、そして幅広い大画面ラインナップを通じて、FIFAワールドカップの熱気と感動をご家庭にお届けいたします。史上初となるアメリカ・カナダ・メキシコ3か国共同開催の大会を、ぜひレグザとともにお楽しみください」としている。