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SHANLING、「AK4498EXVQ」とデュアル真空管搭載のDAP「M7T」
2025年10月3日 13:00
MUSINは、SHANLINGブランドのDAP新製品として、「AK4498EX」×2基と「AK4191」のDAC構成と、デュアル真空管も採用したAndroidプレーヤー「M7T」を10月10日に発売する。予約受付は既に開始している。価格は188,100円。カラーはGray/Mocha/Blue。
さらに、M7T専用PUレザーケースもBrown/Purple/Greenを発売。価格は各5,940円。
M7Tの特長は、2種のモードからサウンドフレーバーを選べること。アナログライクで温かみのある真空管サウンドを楽しめる「TUBEモード」と、モダンで透明度の高い「トランジスタモード」を選択できる。
フラッグシップの技術を継ぎ、旭化成エレクトロニクスのステレオDACチップ最上位モデルとなる「AK4498EXVQ」を搭載。デジタル部のノイズをアナログ変換に干渉させないAK4498EX×2基 + AK4191のソリューションを採用している。
さらに、「MUSES8920」オペアンプ×2基と、「BUF634A」×4基のコンポジットアンプ回路を採用。効果的なアンプによる増幅とバッファによる大電流の提供を実現。パナソニックの47μFタンタルコンデンサや、SilmicII 47μFアルミ電解コンデンサなども採用している。
真空管は、低電圧・低消費電力の「Raytheon JAN6418」をデュアルで搭載。「優れたD/A性能に真空管特有のフレーバーを付与する」という。専用設計の防振構造により真空管サウンド特有のマイクロフォニックノイズを低減した。
新設計のアンプ回路により、2段階のゲイン機能を搭載。出力は、4.4mmバランス時、最大980mW@32Ωの高出力を実現。3.5mmシングルエンド出力も備えている。また、3.5mm端子は光デジタル出力も兼ねている。
デジタルデータはPCM 768kHz/32bit、DSD 1024まで対応。USB DAC機能も備える。メモリは6GB、ストレージメモリは128GB。microSDカードスロットも備える。Qualcomm Snapdragon 665プロセッサーを搭載。ディスプレイは5インチ。
外形寸法は129×77.5×21mm、重量は319.8g。