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ChatGPTでSpotifyが利用可能に。「完璧なサウンドトラックを作って」
2025年10月7日 12:56
音楽配信サービスのSpotifyは7日、ChatGPTと連携したことを発表。ChatGPT上でお気に入りのスターの最新曲をたずねたり、自分がよく聴いているアーティストを集めたプレイリストを作成することができるようになった。現在(7日時点)は英語のみ対応している。
使い方は、SpotifyアカウントをChatGPTに連携させた後、ChatGPTでSpotifyに関する内容をプロンプトに入力して会話。
例えば、曲名・アーティスト名・アルバム名・プレイリスト名・ポッドキャスト名など聴きたい内容をリクエストすると、ChatGPTが自動的にSpotifyアプリを呼び出し、会話の流れに沿ってリクエストを実行。
ムード・テーマ・トピックなど、Spotifyが利用者に合わせたおすすめを、会話の中でスムーズに提示してくれるという。提示されたトラックをタップすればSpotifyアプリが開き、そこから直接再生・視聴できる。
利用可能な使用例は、以下の通り。
・お気に入りのK-POPスターの最新曲をたずねる
・自分がよく聴いているアーティストを集めたプレイリストの作成
・週末のドライブ旅行の計画を立てる会話を続けながら、「Spotifyで完璧なサウンドトラックを作って」と頼む
音楽の場合は、ジャンル・ムード・アーティスト名を、ポッドキャストの場合はトピック・ホスト・ゲスト名などの詳細を加えるのがおすすめとのこと。また現在は、すべてのリクエストに対応できるわけではなく、今後数週間から数カ月にわたって、改良と改善を続けていく予定という。
ChatGPT連携は、Freeプラン・Premiumプランのどちらも可能。
ただし、FreeプランはDiscover WeeklyやNew Music Fridayなど、すでにSpotifyアプリ上で利用可能なプレイリストから音楽を探すのに対し、Premiumプランはより複雑なプロンプトを基にSpotifyが新しく完全にパーソナライズされたトラックのセレクションを作ることができる。
SpotifyとChatGPTの連携機能は145か国で提供しており、現在は英語でのみ対応。ChatGPT Free/Plus/Proアカウントのすべてで利用可能で、Web・モバイル(iOS/Android)の両方でもサポートしている。