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ビクター、初のウッドコーン搭載サウンドバー「TH-WD05」
2025年11月13日 15:06
JVCケンウッドは、ビクターブランドより、“木”を振動板とする独自の「ウッドコーンスピーカー」を搭載した初の一体型サウンドバー「TH-WD05」を11月下旬より発売する。カラーはブラウンとナチュラルの2色。価格はオープンで、市場想定価格は60,000円前後。
6cm径フルレンジのウッドコーンスピーカー×2基、センター平面スピーカー×1基、サブウーファー×1基を搭載した、3.1ch構成の一体型オーディオシステム。Dolby Atmosにも対応。「ウッドコーンならではの自然で美しい響きと豊かで広がりのある空間表現を実現」したという。
ウッドコーンスピーカー部には、カバ材の振動板とセンターキャップにチェリー材を採用し、音の明瞭度を向上。小口径ながら定位感の良さ、キレのある表現力、広い空間表現を実現した。「ウッドコーンの心地よい音楽再生に加え、テレビ番組や映画コンテンツの視聴においても艶のある美しい中高域再生が楽しめる」とのこと。
エンクロージャーに9mm厚のMDFを使用。キャビネットの剛性を上げることにより、濁りの少ない響きを実現した。
内部には反射板と補強桟を最適に配置し、剛性を高めるとともにスピーカーユニット後方から排出される音を反射板によって斜め前方と上方に拡散することで、音場が狭まりがちな一体型システムながら広い音場空間を表現する。
テレビを視聴しているユーザーに、より聞き取りやすい音声を届けるため、センタースピーカーには音の減衰が少なく、遠方まで音が均一に聞こえる平面振動版を採用。
声の帯域の明瞭感を高める「はっきり音声」機能を搭載。音量を抑えても、ドラマや映画などのセリフがはっきりと聞き取りやすい音声で楽しめる。「はっきり音声」機能はON/OFFが可能。
Dolby Atmosにより、包み込まれるようなリアルな立体サウンドを再現。テレビ番組などの2ch音源も3Dサウンドにアップミックスも可能で、幅広い視聴ソースにおいて、臨場感あふれる音響空間が楽しめる。
Bluetoothにも対応し、ハイレゾ相当で再生可能なLDACコーデックをサポート。スマホやタブレットの音楽をウッドコーンのサウンドで再現する。送信も可能で、ワイヤレスヘッドフォンなどに接続し、深夜のテレビ視聴時なども家族や隣室などを気にせず、迫力のサウンドを楽しめる。
eARC/ARC対応のHDMI出力を搭載。テレビとケーブル1本で接続できる。入力はRCA、光デジタルを各1系統装備。サブウーファー出力も備える。
そのほか、小音量で視聴する際に音を聞き取りやすくする「ナイトモード」に対応。好みの音質に調整ができる重低音オン・オフ機能や、低音/高音調節機能なども搭載する。
外形寸法は697×110×77.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.5kg。リモコン、HDMIケーブル、光デジタル音声ケーブルなどが付属する。


