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Noble Audio、ハイエンドIEM「Agis II」、ゴッホ絵画がテーマ「Van Gogh」、38500円の「Knight」
2025年11月17日 11:00
アユートは、Noble AudioのユニバーサルIEMハイエンドモデル「Agis II」(エイジス・ツー)、コンセプトモデル「Van Gogh」(ヴァン・ゴッホ)、エントリーの「Knight」(ナイト)を11月22日に発売する。価格はAgis IIが275,000円、Van Goghが110,000円、Knightが38,500円。
Agis II
高い評価を受けたIEM「Spartacus」の後継機。「比類なき聴覚体験を提供するよう設計された」というハイブリッド8ドライバー構成のハイエンドIEM。
ウィザードこと、ジョン・モールトン博士がチューニングしたBAドライバー6基と、骨伝導ドライバー2基の計8ドライバーを搭載。BAの豊かな音色と骨伝導技術の深みと厚みを巧みに融合させたという
筐体は独自のハイブリッド金属メッシュフェイスプレートと複合樹脂シェルで構成。ノズル部にはステンレス製ワックスガードを内蔵する。すべてのユニットは手作業で組み立てられ、性能と一貫性を高いレベルで確保した。
8芯OCCケーブルが付属し、カスタムIEM 2pinコネクターに対応。3.5mm/2.5mm/4.4mmを交換可能なマルチプラグを採用。
Van Gogh
ゴッホの絵画・星月夜にインスパイアされ、「音楽が動きと色彩へと変わる体験を提供し、感性を揺さぶる新しいハイブリッド4ドライバーのコンセプトIEM」という。
チューニングの核となるのは、特注のハイブリッド構成4ドライバー。Nobleのデュアルマグネティック回路搭載8mmダイナミックドライバーに加え、SonionとKnowles製の高品質BAドライバー3基を組み合わせた。
スピード感と存在感のある豊かで立体的なサウンドが生まれ、「音楽性と魂を重視したチューニング」を施したという。
各フェイスプレートは、ゴッホの絵画の動きと混沌を反映した渦巻き模様で手作業により仕上げており、同じものは二つと存在しないという。樹脂製シェルは自然なフィット感を追求して造形している。
カスタムIEM 2pinコネクターを採用し、4.4mmバランスプラグ搭載のNoble製8芯OCCケーブルが付属する。
Knight
Knightは、「騎士の如くブランドの血統を守り、奏でる音楽に対して誠実に応える妥協なき品質で、豊かなサウンドを多くの方へ提供する」というトライブリッド3ドライバーのエントリーIEM。
エントリーレベルのIEMに対する需要の高まりに応えるべく、Noble Audioが新規設計。「ブランドの代名詞ともいえる豊かなサウンドを、手に取りやすい価格で提供することを目指した」とのこと。
アルミニウム製の筐体に、深い紫と青が混ざり合った三次元効果のあるアクリル製フェイスプレートを採用。「明瞭で豊かな音の表現力を備える」としている。
10mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載し、深く制御された低音とサブベースを再生。これに、Sonion製のBAドライバーによる中音域を組わせ、さらにピエゾ・スーパーツイーターが高音域をきらめくように再生する。
これらを組み合わせ、Noble Audioの「ハウスサウンド」と呼ばれる音響特性を体現した。カスタムIEM 2pinコネクターを採用し、4.4mmバランスプラグ搭載のNoble製8芯銀メッキOFCケーブルが付属する。










