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ソニー、MRでVTuberと触れあえる”3D ミート&グリート”。「SusHi Tech 2026」開幕

東京都が主催するスタートアップテクノロジーのグローバルカンファレンス「SusHi Tech 2026(Sustainable High City Teck Tokyo 2026)」が開幕。会場は東京ビッグサイト。4月27日、28日のビジネスデイのほか、29日にパブリックデイを設けている。パブリックデイの開催時間は10時から18時まで。

SusHi Tech 2026は、東京都が持続可能な都市を先端技術で実現することを目指して、2022年に打ち立てたスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」に基づいて開催している、アジア最大規模のグローバルイノベーションカンファレンス。

都内のスタートアップに加え、大企業や研究機関、世界の都市もブースを展開し、交流を通じて世界の課題解決に繋がるイノベーションや新たなアクションを生み出す場としている。

2023年から今年で4回目の開催となり、規模を拡大。出展スタートアップ企業は、昨年の607から770となり、「スタートアップ企業がこぞって出展したくなるイベントに成長した」という。また、できたばかりのスタートアップに加え、今年は「成長していよいよ海外進出を狙う」という企業の層が厚くなっているとのこと。

ソニーブースでVTuberと触れあえる3D ミート&グリート

3D ミート&グリート イメージ

同イベントにソニーグループが出展。ブースでは、ロボットトイ「toio」や、IoTブロック「MESH」で、子供から大人まで手軽にプログラミングの技術を体験できるゾーンを展開。裸眼で立体映像が観られる3Dディスプレイも展示されており、2023年に実施されたDinoScienceで展示した立体的な恐竜の映像を紹介している。

MESHの展示
タブレットで直感で簡単なプログラミングができる
toioの展示
カードに乗せるだけで書いてある指示に従う
PCでガッツリセッティングすることもできる

なおソニーグループは、東京都のスタートアップ事業「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(TIB CATAPULT)」の代表事業者に採択されていることから出展しているとのこと。

オーディオビジュアル的には、MR技術を活用し、HMDを装着することで、バーチャルキャラクターと目の前で会っているかのような体験ができる「3D ミート&グリート」に注目。

体験イメージ

3D ミート&グリートは現実空間に立体映像を重ねて表示するMR(複合現実)技術を活用した技術で、VTuberのようなバーチャルキャラクターと目の前で会っているかのような体験ができる。会場では、Meta Quest 3を装着して、VTuberの玉波うるまさん、涼波ヒトデさんと触れあうことができる。

玉波うるまさん(左)と涼波ヒトデさん(右)

実際に体験してみると、うるまさんが体験エリアの奥からひょこっと顔を出して、話しながらこちらに向かってくる。かなりの至近距離まで近づいてくれると、MRだとわかっていてもその存在感がけっこうしっかり感じられる。

玉波うるまさん

ちなみに演者はmocopiを装着しており、フェイストラッキング対応のHMDを装着しているので、表情も自然だ。今回の体験ではトラブルもあったのだが、困惑した表情もそのまま出ていた。

面白いのが、こちらが差し出した右手をうるまさんが両手で挟んでオーラを発する演出。実際には虚空に手を差し出しているだけなのだが、不思議と温かく感じる。

この技術は実証段階ではあるが、すでに一般の人が参加できるイベントを実施。オフラインのファンミーティングや、コンセプトカフェでVTuberと触れ合うイベントを行なっている。

今後は、ライブ後のファンミーティングへの導入や、システム化してコンセプトカフェやカラオケに導入することで、VTuberに会いに行ける環境を構築し、とくにデビューしたてのIPを支援していく方針を視野に入れているとのことだ。