ニュース

ソニー、米SPEスタジオで「BRAVIA 9 II」や「BRAVIA Theatre Trio」をクリエイターとともに紹介

Sony Pictures Studios内にあるStage 7。実際の映像制作にも活用されるスタジオの1つ、このスタジオ内でイベントが開催された

ソニーは現地時間の4日、米ロサンゼルス近郊にあるSony Pictures Entertainmentのスタジオで、テレビの新製品「BRAVIA 9 II」や、ホームシアター「BRAVIA Theatre Trio」を使ったショートフィルムのプレミア上映や、クリエイターによるスピーチ、技術展示、歴代テレビ製品の展示などを行なうイベントを開催。現地の模様が届いた。

Stage 7の脇にはこんなオブジェも

会場となったのは、Sony Pictures Studios内にあるStage 7。イベント会場の入口には、“BRAVIAゲート”が用意され、ゲートを含め、会場内もR(赤)G(緑)B(青)を中心とするカラーで装飾されている。

入口にはBRAVIAゲートが
会場内に足を踏み入れると、R(赤)G(緑)B(青)を中心とするカラーで装飾されている

これは、BRAVIA 9 IIがRGB LEDバックライトを採用していることから。赤・緑・青色 3色の微細なLEDチップを個別に制御するシステムを搭載することで、従来モデルよりも広い色域を実現しているのがBRAVIA 9 IIの特徴だ。

会場内には、RGB LEDバックライト発光と、実際のディスプレイの映像を比較できる技術展示も。バックライトを色ごとに個別制御することで、色の再現性を高め、鮮やかかつ締まりのある黒を実現している

スクリーニングルームでは、そんなBRAVIA 9 IIを使い、ローレンス・シャー監督がこのイベントのために撮り下ろした作品「Is this real?」が上映された。音響として、BRAVIA Theatre Trioも組み合わせられていた。

スクリーニングルームでローレンス・シャー監督の本イベント用撮りおろし作品「Is this real?」を視聴

既報の通り、BRAVIA Theatre TrioはフロントLRスピーカーとセンタースピーカーによる、3ユニット構成のシアターシステム。フルワイヤレスのため、3つのスピーカーをケーブルでつなぐ必要はなく、センタースピーカーをテレビの前、2つのフロントスピーカーをテレビの両脇などに設置。仮想スピーカー生成技術「360 Spatial Sound Mapping(360SSM)」を使い、最大24基の仮想スピーカーを生成する。

大きな特徴として、映画をのサラウンドを生み出すソニー・ピクチャーズ内にあるスタジオの音響特性(直接音や間接音)を測定し、それを家庭環境で再現するよう技術を進化させている。これにより、ユーザー宅で劇場に近い体験が再現できるという。

ステージでは、Sony Electronics Inc. President 兼 COOのNeal Manowitz氏が、QUALIAから続くソニーのRGBの歴史に触れながら、映画制作者とのクリエイティブなコラボレーションを重ねてきたこと、BRAVIAを通じて究極の映画体験をめざしていることを紹介。

Sony Electronics Inc. President 兼 COO Neal Manowitz氏
ローレンス・シャー監督のクリエイティブパートナーで、Is this real?の脚本を担当したWriter, DirectorのZach Shields氏も登壇

ローレンス・シャー監督のクリエイティブパートナーで、Is this real?の脚本を担当したShields氏は、色や明るさの微妙な違いが、制作者にとって重要であり、RGBはそれらを生き生きと表現してくれたとコメント。Trioについても、360SSM技術が映画制作者に新たな創造の可能性を広げるものと話した。

ソニーは、撮影スタジオやシネマ用カメラなどの映画撮影現場からポストプロダクション施設、そして放送スタジオ、映画館での上映、家庭のリビングまで深く携わっており、監督のレンズからリビングまで、シームレスな映像体験を実現する事を「From Lens to Living Room」という言葉で表している。

会場では、その“From Lens to Living Room”思想を体験できる場所として、制作現場を模したセットとリビングに見立てたコーナーを用意。ステージ上の様子をCineAltaカメラ「VENICE」で撮影し、ブラビアで表示をしていた。

From Lens to Living Room”思想を体験できるコーナー
1960年から2020年代までの歴代テレビ製品の展示コーナーもあった