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FIIO、FD7を受け継ぐ「Snowsky OAK NANO Silver」大口径ベリリウム合金振動板
2026年7月17日 10:00
エミライは、FIIOのサブブランド・Snowsky初のフラッグシップ・イヤフォン「Snowsky OAK NANO Silver」を7月25日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は88,000円前後。
生産終了となったFIIOブランドの「FD7」の系譜を受け継ぐシングルダイナミック型のイヤフォンで、2年の歳月をかけて開発したという。
ベリリウム合金を振動板に採用した、13.8mmの外磁型ダイナミックドライバーを採用し、サイズの拡大と薄型化の両立を実現した。最大1.5T、新設計の強力な磁気回路と組み合わせ、応答速度と高域再生を向上させた。磁石のサイズと厚みも増している。
振動板には、高級Hi-Fiスピーカーから着想を得て、純ベリリウムドーム+独立ベリリウムコートエッジ構造を採用。有効振動面積を30%拡大し、密度感のある質感豊かな聴感を実現した。
銅クラッドアルミではなく純銅ボイスコイルを採用し、より厚みと潤いのある、聴き疲れしない情感豊かな音色も実現している。
筐体には高密度・高硬度の純チタンを採用する。鏡面研磨、CNC加工、PVDメッキなど、緻密で複雑な工程を経て製造され、独自のデザインを表現。チタンならではの色彩、光沢、シャープな輪郭も楽しめる。
FD7などにも採用された前面チャンバーの「アコースティックプリズム」フィルター装置を継承。音波がこの装置を通過する際、フィルターが伝播経路による位相を自動で補正し、ずれによって生じる時間的な遅れや定在波現象を改善。空気の流れを精密にコントロールし、音の拡散を高めている。
背面チャンバーの通気孔内に、微細精密なCNC加工でダンピングメッシュを追加。音響チャンバー内部の空気の流れを整えた。さらに、ダンピングにより共振が抑えられ、低域の弾力が改善されてより深く力強い低域を再生。中域も調整され、100Hz~4kHzのボーカルの厚みと密度が増し、中低域の表現が最適化されている。
交換式ノズルを採用し、赤・黒2種類の音響ノズルを標準装備。ダンピング材の密度により2通りの音作りが楽しめる。赤ノズルは「雰囲気の達人。深く力強い低域。ポップス、ロック、フォークに最適」、黒ノズルは「ディテールの名手。明るく透明感のある高域。クラシックや器楽に最適」とのこと。
付属のケーブルは、基材に純度99.99998%の6N OCC単結晶銅を採用。結晶粒界がなく、低抵抗・高伝導率を備え、電気信号の伝送を妨げる酸素や水素などの不純物を排除した。導電性能を高めるため、導体には168時間の液体窒素による冷却処理も施している。
入力プラグは交換タイプで、3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス、USB Type-C DSPデジタルデコード音声プラグが付属する。Type-CプラグはDSPチップ「BES3001-SP」を内蔵し、バランス出力設計。384kHz/32bitのPCMハイレゾ音源デコードと、8バンド高精度PEQ調整に対応。FIIO独自アルゴリズムとFiiO Controlアプリ/Web版から、音声カーブの補正・書き出し・保存が可能。
イヤフォン側は0.78mm 2ピンを採用し、ケーブル着脱が可能。イヤーピースも豊富に付属。特色の異なる計22ペアのイヤーピースと、新設計の収納ケースを採用している。周波数特性は10Hz~40kHz、インピーダンスは50Ω(@1kHz)、感度は112dB/mW(@1kHz)。



