「ハルヒ」の新作「笹の葉ラプソディ」収めたDVDが8月発売

-1話収録。グッズや特典DVD付の限定版も用意


※ジャケットとは異なります
(C)2007,2008,2009 谷川流・いとうのいぢ/SOS団

8月28日発売

標準価格:
 「限定版」4,830円
 「通常版」3,780円

 テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の新エピソードを収録したDVD「涼宮ハルヒの憂鬱4『笹の葉ラプソディ』DVD」が8月28日に発売される。特典DVD付の限定版と通常版を用意し、価格は限定版が4,830円、通常版が3,780円。なお、Blu-ray版はアナウンスされていない。発売元は角川書店、販売元は角川エンタテインメントと京都アニメーション。

 

タイトル仕様収録話特典仕様音声品番価格
涼宮ハルヒの憂鬱4
 「笹の葉ラプソディ」DVD
 限定版
2枚組
本編:片面1層
収録時間43分
16:9
(スクイーズ)
笹の葉ラプソディ特典DVD
ポストカード付解説カード
特製コースター
(※ランダムでシークレット+1枚)
フィルムブックマーク
(※ランダム封入)
いとうのいぢ描き下ろしジャケット
特製デジパック
リニアPCMKABA-60014,830円
涼宮ハルヒの憂鬱4
 「笹の葉ラプソディ」DVD
 通常版
本編:片面1層
収録時間43分
16:9
(スクイーズ)
解説カード
西屋太志描き下ろしジャケット
KABA-61013,780円

 2009年4月から、“あらためて”テレビ放送が行なわれている「涼宮ハルヒの憂鬱」。今回新たにDVD化されるのは、再放送の中に織り込まれた新作エピソード「笹の葉ラプソディ」で、DVDには同エピソード1話のみが収録される。

 「笹の葉ラプソディ」は第8話として放送された。DVDのタイトルが「涼宮ハルヒの憂鬱4」となっているのは、従来のDVD3巻が「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」(“あらためて放送の第6話”)までを収録しており、従来DVDの巻数で数えると4巻目にあたるため。

2006年テレビ放送順 

 

作品内
時系列順
従来DVD
収録巻
2009年テレビ放送順新DVD
収録巻
朝比奈ミクルの冒険
Episode00
涼宮ハルヒの憂鬱 I第1巻涼宮ハルヒの憂鬱 I 
涼宮ハルヒの憂鬱 I涼宮ハルヒの憂鬱 II涼宮ハルヒの憂鬱 II
涼宮ハルヒの憂鬱 II涼宮ハルヒの憂鬱 III第2巻涼宮ハルヒの憂鬱 III
涼宮ハルヒの退屈涼宮ハルヒの憂鬱 IV涼宮ハルヒの憂鬱 IV
涼宮ハルヒの憂鬱 III涼宮ハルヒの憂鬱 V第3巻涼宮ハルヒの憂鬱 V
孤島症候群・前編涼宮ハルヒの憂鬱 VI涼宮ハルヒの憂鬱 VI
ミステリックサイン涼宮ハルヒの退屈第4巻涼宮ハルヒの退屈
孤島症候群・後編ミステリックサイン笹の葉ラプソディ4










 通常版と限定版を用意し、限定版には特典DVDが付属。作中楽曲による「SOS団名曲アルバム」第1回や、実写レポート「谷口が行く。不思議発見の旅」第1話、「SOS団想い出のアルバム」第1号などを収録。

 さらに、封入特典としてポストカード付き解説カードを同梱。また、特製コースターも1枚封入。コースターは全5種類あり、その中から1枚が収められている。さらに、描き下ろしシークレットコースターが追加で1枚入っていることもあるという。ランダム封入特典はもう1つあり、本編切り出しフィルムを使用したフィルムブックマークが入っている場合もある。

 いとうのいぢ描き下ろしジャケット仕様で、特製デジパック仕様(スライドトレイ)となる。

 本編ディスクにも特典映像を収めており、ノンテロップエンディング、TVCFスポット、店頭用PV、ロケハン映像、平野綾PVメイキングを収録。これらの特典映像は通常版と共通。

 通常版は本編ディスクに加え、解説カードを同梱。ジャケットは西屋太志描き下ろしとなる。


  「涼宮ハルヒの憂鬱」は、谷川流の人気ライトノベルを原作としたテレビアニメとして、2006年4月から放送を開始。映像クオリティの高さや独創的な演出、オープニングやエンディングで披露されるキャラクター達の印象的なダンスなどがネットを中心に話題になった。「AIR」などでクオリティ面で注目されたスタジオ、京都アニメーションの評価を決定付ける作品であると共に、ヒロインのハルヒを演じた声優・平野綾がブレイクするキッカケにもなった。

 その人気の高さから、アニメの第2期を望む声が大きく、2007年7月には第2期の制作が発表。2009年4月からのテレビ放送がアナウンスされると新作への期待が高まったが、放送が開始されると放送順序が物語の時系列順に整理された再放送となっていた。しかし、第8話で、新エピソード「笹の葉ラプソディ」が放送。エンディング曲も従来の「ハレ晴レユカイ」から新曲「止マレ!」に刷新。単純な再放送ではなく、新エピソードが加えられた放送になっている。


(2009年 7月 8日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]