実写版「ヤッターマン」のBlu-rayが邦画最高の初動売上
-劇場版「クレヨンしんちゃん」DVD売上は前週より倍増
オリコン・リサーチ株式会社は30日、9月25日に発売された実写版の「ヤッターマン “てんこ盛りブルーレイ”」が、邦画初となる、初動売上1万枚超えを達成したと発表した。
嵐の櫻井翔主演で実写化されたヤッターマンは、10月15日付(9月21日~27日集計)のオリコンDVD & Blu-ray Discランキングにおいて、Blu-rayで首位、DVDで2位を獲得。BDは発売1週目で10,061枚を売り上げた。なお、これまでの邦画初動最高記録は、「20世紀少年 -第2章- 最後の希望」の7,717枚。DVDの売上は4.6万枚で、DVDの映画部門で1位となっている。
また、先ごろ亡くなった漫画家・臼井儀人原作のアニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦」が、DVDランキングで前週の104位から48位に急上昇し、初登場で記録した同作の最高位(2003年12月08日付/73位)を約5年10カ月ぶりに更新した。
同作品は2003年11月に発売され、3週連続でトップ300内に入っていたが、以降はランク外となっており、9月5日に劇場公開がスタートしたリメイク実写映画「BALLAD(バラッド) 名もなき恋のうた」の公開後は100位前後に再ランクインしていた。さらに、臼井氏の急逝報道後は50位以上となり、売上枚数は前週の764枚から1,809枚に倍増。また、「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲」(2002年11月発売)も約7年ぶりにランクイン(総合247位)している。
DVDランキング総合首位を獲得したのは、関ジャニ∞のコンサートDVD「TOUR 2∞9 PUZZLE」(9月23日発売)。発売初週の売上が22.7万枚となり、自己最高の初動売上枚数を記録した。
(2009年 9月 30日)
[AV Watch編集部 中林暁]