MARSHAL、HDD増設可能なマルチメディアプレーヤー

　MARSHALは、3.5インチHDDを内蔵可能なマルチメディアプレーヤー「MEDIA JOKER(メディアジョーカー/MAL-MP01HDB)」を6月26日より発売する。価格は16,800円。

カートリッジにHDDを収め、筐体内に装着できる

　内蔵HDDやUSB HDD内の動画、音楽、写真などのコンテンツをテレビなどに出力できるメディアプレーヤー。HDDは別売だが、専用カートリッジが付属し、3.5インチシリアルATA HDDを内蔵できる。HDMI出力端子を装備し、HD映像の出力にも対応する。なお、カートリッジの別売は行なわない。

　再生対応コーデックは動画がMPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC/H.264、WMV9、VC-1、XviD、Real(720pまで)など、音声はAAC、MP3、WMA、FLAC、Vorbis、ドルビーデジタルなど。MKV、TS、ISOなどもサポートする。静止画はJPEG、BMP、PNG、GIF、TIFF、BMPに対応する。

　3系統のUSB端子を装備し、1系統はPC接続用(ミニ端子)、2系統はUSB HDDやUSBメモリを接続可能。接続したUSB HDD/メモリ内の動画や音楽ファイルも再生できる。

　また、東芝の液晶テレビ「REGZA」の録画用USB HDDとしても利用可能。ただし、REGZAで録画する場合はHDDが専用フォーマットになるため、他のコンテンツと同一のHDDは利用できず、内蔵HDDをPCなどから転送したファイル用、USB HDDをREGZA用などと割り振る必要がある。なお、REGZAで録画しながら、HDDのコンテンツを再生することはできない。

　Ethernetも装備し、同一ネットワーク上のパソコンのWindows Media Player 11/12で共有している動画を「MEDIA JOKER」から再生し、テレビなどに出力できる。SDカードスロットも装備し、動画や写真、音楽などを再生できる。AVCHD動画の再生にも対応する。

　出力端子はHDMI、コンポーネント、コンポジットと、アナログ音声、光デジタル音声、同軸デジタル音声を各1系統装備。電源はACアダプタを利用する。外形寸法は190×175×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約950g(本体のみ)。操作用のリモコンが付属する。

背面。HDMIやコンポーネント出力を装備する	リモコン