ソニー、“一発! 初期設定”搭載の学習リモコン

　ソニーは、「一発! 初期設定」機能を搭載した学習リモコン「RM-PLZ430D」、「RM-PLZ330D]と、スピーカー付リモコン「RM-PSZ30TV」を9月10日より発売する。価格はRM-PLZ430Dが3,675円、RM-PLZ330Dが3,308円、RM-PSZ30TVが12,390円。

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■ RM-PLZ430D/PLZ330D

　RM-PLZ400Dはテレビ+4台までの機器の操作に対応し、カラーはブラック、RM-PLZ330Dはテレビ+3台の機器が操作でき、カラーはホワイト。対応機器数以外の仕様は、両モデル共通となっている。同社では、RM-PLZ400Dはデジタル機器に詳しい男性向け、RM-PLZ330Dは家族全員での使用を想定している。

RM-PLZ400D	RM-PLZ330D

　最大の特徴は、テレビのほかBD/HDDレコーダ、チューナなどの設定を、メーカープリセット設定、個別学習ともに簡易化したこと。メーカープリセットは、RM-PLZ400D/330DのSETボタンと、機器の切替えボタンを2秒長押した後、登録したい機器の付属リモコンの電源ボタンを押すだけの2ステップで設定できる「一発! 初期設定」を搭載している。なお、従来通り、メーカープリセットを入力する学習方法にも対応する。

　個別学習は、従来4ステップが必要だったが、RM-PLZ400D/PLZ330DのSETボタンと学習させたいボタンを2秒以上長押し、学習したいリモコン側の記憶したいボタンを押し続ける、2ステップで学習が完了する。

　また、地上デジタル放送対応のための10キーボタンの大型化や、録画関連ボタンの拡充など、テレビ周辺市場の動向に合わせたボタン配置を導入。さらに、3Dボタンを装備。ソニーの3D BRAVIAの2D/3Dを切り替え可能となっている。アクトビラボタンやリンクボタンも新搭載した。

　対応機器はテレビのほか、BD/DVDレコーダ、BD/DVDプレーヤー、CATV用STB、ビデオ、HDDレコーダ、スカパー!チューナ、BSデジタルチューナ、地上デジタルチューナ、アンプ、CDプレーヤー、照明など。

　赤外線発光部も、3LEDの「ズバとびっ!」を搭載し、より広い範囲でのリモコン利用を可能にする。マクロ機能も搭載する。電源は単三電池2本。外形寸法は210×52×27mm(縦×横×厚み)、重量は約167g。同社では、「リモコン背面も美しいフォルム。操作部を下にして机においても美しいうつぶせスタイル」としている。

□「RM-PLZ330D」製品情報
http://www.sony.jp/cat/products/RM-PLZ330D/index.html
□「RM-PLZ330D」製品情報
http://www.sony.jp/cat/lineup/remote_control.html

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■ RM-PSZ30TV

RM-PSZ30TV。左がトランスミッタ、右がリモコン

　赤外線トランスミッタと、スピーカー内蔵のリモコン本体から構成される。トランスミッタとテレビをアナログ音声接続し、赤外線を介して音声をリモコン側に伝送。リモコンのスピーカーから音がなるため、テレビから離れた場所でも、テレビの音量を上げずに番組を楽しめる。

　テレビの音を大きくしたくない場合や、深夜などに家族に迷惑をかけずにテレビを楽しみたい人などに向けて訴求。リモコン側には放送波切り替えボタンや10キーボタン、ボリュームを配置。手元のボリュームで音量調整が可能となっている。イヤフォン端子も装備する。操作対応機器はテレビのみで、学習機能は備えていない。

　トランスミッタと本体間の伝送距離は約7m。電源はACアダプタで、リモコン本体側は単3乾電池×3本での動作も可能となっている。リモコンの外形寸法/重量は91×193×68mm(幅×奥行き×高さ)/305g、トランスミッタは140×75×29mm(同)/約112g。

□「RM-PSZ30TV」製品情報
http://www.sony.jp/cat/products/RM-PSZ30TV/index.html