SPE、「ドラゴン・タトゥーの女」を6月にBD/DVD化

ドラゴン・タトゥーの女 デラックス・コレクターズ・エディション

　ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、デヴィッド・フィンチャー監督、ダニエル・クレイグとルーニー・マーラ出演の映画「ドラゴン・タトゥーの女」を6月13日にBD/DVD化する。価格はBD版が4,980円、DVD版が3,990円。

　BD/DVDのどちらも、限定公開版本編を収録。本編の長さは158分となる。

　BD版は本編ディスクと特典ディスクの2枚組。本編ディスクには監督によるコメンタリを収録。特典ディスクにはメイキング、ロケーション、ポスト・プロダクション、キャラクターや演技に関するコンテンツ、フォトギャラリー、プロモーション映像などを収録する。

BD版の展開図。特典ディスクも付属する

　ケースはデジパック仕様で、アウターケースも付属。日本限定仕様のフォト・ブックレットも付属する。

　DVD版は本編ディスクのみで、監督のコメンタリのみを収録。ケースは8面パノラマ・パッケージで、アウターケースも付属する。

　2005年にスウェーデンで刊行された小説が原作で、スウェーデンでは既に映画化されており、同じ原作を使ったハリウッド版の映画となっている。監督は「セブン」などのデヴィッド・フィンチャー。主演は、ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ。

　スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら、名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。そんな彼のもとに、スウェーデン有数の財閥の元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から、家族史編纂の依頼が舞い込む。だが、ヘンリックの真の目的は、40年前に起きた親族の娘・ハリエット失踪事件の真相究明。彼は、ハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。

　調査を開始するミカエルは、一族の弁護士から“天才的な資料収集能力の持ち主である”として、リスベットという女性を紹介される。顔色が悪く、拒食症患者のようにガリガリに痩せた彼女には、肩口から背中にかけて、龍の刺青“ドラゴン・タトゥー”が彫られていた。リスベットは、ハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだが……。