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フォステクス、9日開催の「ポタ研」に真空管ポータブルアンプを参考出品

真空管を使ったポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」の試作機

 フォステクスは、明日、2月9日に東京・中野の中野サンプラザ14階で開催されるイベント「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研) 2013冬」に出展し、真空管を使ったポータブルヘッドフォンアンプ「HP-V1」を参考出品すると発表した。価格や発売時期は未定。

 細かい仕様も未定だが、真空管を採用し、徹底したピュアアナログ設計にこだわったというヘッドホンアンプ。放熱効果に優れたフィン形状の筐体を採用している。

 同社のスピーカーシステムのネットワーク技術を用いて作られた、オリジナルフィルムコンデンサも搭載。アナログ入力端子は筐体の前後に備え、プレーヤーと接続しやすくしている。

 ヘッドフォンアンプのゲイン切り替えスイッチ(High/Lo)も搭載する。

 9日に開催される「ポタ研」は、中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックのデジタルスタイルショップが主催するイベント。中野サンプラザ 14階のクレセントルームで開催され、開催時間は11時~17時30分まで。入場は無料。

 ポータブルアンプやポータブルプレーヤーを中心に、機器の比較試聴ができ、ポータブルヘッドホンやイヤフォンメーカーなども参加する。

(山崎健太郎)