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マクソニック、真空管とSTIを組み合わせたプリメイン「SD-016」

プリメインアンプ「SD-016」

 マクソニックは、真空管とSIT(Static Induction Transistor)を搭載したステレオプリメインアンプ「SD-016」を4月下旬に発売する。価格は1,102,500円。

 真空管とSITを組み合わせたプリメインアンプ。回路構成はNon-NFB(無帰還アンプ)、AB級で、OTL(Output Transformerless circuit/パワーアンプの出力トランスを持たない)回路で構成。「真空管の抱擁力とSITの出力特性、OTLのダイナミズムを組み合わせた」という。

 デバイス構成は前段が三極五極複合管、中段がドライブ段、終段がSIT SEPP O.T.L。

 定格主力は50W×2ch(8Ω)、100W×2ch(4Ω)。入力系統はアンバランスを4系統搭載。4番目の入力はメイン入力となっており、プリアンプと接続する事で、SD-016をパワーアンプとして使う事もできる。入力感度は入力1~3が50kΩ、入力4が250kΩ。

 周波数特性は20Hz~100kHz。歪率は0.1%以下。温度上昇に対応するためのクーリングファンや、デバイスを保護する各種機能も搭載。スタンバイ時の消費電力は50W。外形寸法と重量は430×363×197mm(幅×奥行き×高さ)。重量は22kg。

(山崎健太郎)