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&COLOR、同軸2ウェイユニットのBluetoothスピーカー「BeYo」

L/Rダブルコイル採用で広がりのある再生。複数台の連結も

BeYo

 &COLOR(アンドカラー)は、同軸2ウェイユニットを搭載したポータブルBluetoothスピーカー「BeYo(ビーヨ)」を12月12日より発売する。「通常カラー」4モデルと「特別カラー」4モデルを用意し、価格は通常カラーの「TR-4266」が11,550円、特別カラーの「TR-4265」が12,600円。

 通常カラーはピンク、パープル、イエロー、ブラック。特別カラーはホワイト×ゴールド、ホワイト×シルバー、ブラック×ゴールド、ブラック×シルバーの各4種類をラインナップする。カラー以外の仕様は両モデル共通。

通常カラーモデル「TR-4266」
特別カラーモデル「TR-4265」

 「iui」(イウイ)ブランドのポータブルBluetoothスピーカー。1.5インチ径ツイータの周囲に2.2インチ径ウーファを組み合わせたオリジナルの同軸ユニットを採用したことが特徴で、重さ132gの小型筐体ながら、クリアな高域や強力な重低音を実現したという。

 スピーカーユニットは本体中央の同軸ユニット1ch分のみだが、ボイスコイルはL/Rチャンネル用に2つ内蔵する「ダブルコイル方式」を採用。通常のモノラルスピーカーのように、ステレオの音声をミックスしてからスピーカーユニットに入力するのではなく、L/Rをそれぞれ独立したままスピーカーユニットに直接送ってユニットを駆動。「従来のモノラルスピーカーと違い、360度、臨場感のある立体的でパワフルな音場を作り出す」としている。定格出力は8W(4W+4W)。

オリジナルの同軸2ウェイユニットを内蔵する
iPhoneなどとBluetooth接続している時は、正面のボタンでSiriを呼び出せる

 Bluetooth 3.0に準拠し、スマホの音楽再生や、内蔵マイクを使ったハンズフリー通話に対応する。プロファイルはA2DP/HFP/HSPをサポート。コーデックはSBCのみ対応する。通信距離は10m。マイク部にはCVC Ver.6のエコーキャンセリング/ノイズリダクション機能も備える。iPhoneなどiOS機器とのBluetooth接続時に本体正面のボタンを押すと、音声アシスタントのSiriが起動。ハンズフリーでiPhoneの音楽アプリなどの操作がSiriを通じて行なえる。

 ステレオミニのアナログ出力端子を1系統装備。さらに、直出しのステレオミニケーブルを備え、Bluetooth非搭載機器との有線接続も可能。また、ステレオミニケーブルを他のBeYoに接続することにより、1台のプレーヤーの音楽を複数台で同時に聴くことも可能。複数台つなげることで、より広がりのあるパワフルな音で楽しめるという。ケーブルを使わない時は本体に差し込んでロックすることにより、ストラップとして利用可能。ケーブルの被覆は布製。

 容量700mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、連速再生時間は8~10時間、充電時間は2~3時間。充電は付属のマイクロUSBケーブル経由で行なう。外形寸法は80×50mm(直径×高さ)。

背面のステレオミニケーブルは直出し
スマホとの有線接続例
複数台を接続することで、よりパワフルな再生が可能になるという
ステレオミニケーブルはストラップとしても使える
底面
パッケージ

(中林暁)