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ケンウッド、2.1chセパレート構造や360度サウンドなどBluetoothスピーカー3機種

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドの小型Bluetoothスピーカー3モデルを、8月上旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2.1ch構成の「AS-BT77」が23,000円前後、天面に360度スピーカーも備えた「AS-BT70」が16,000円前後、幾何学形状の“ポリゴンデザイン”を特徴とする「AS-BT33」は12,000円前後。発売時期は、AS-BT77/BT70が8月上旬、AS-BT33が8月下旬。

2.1chの「AS-BT77」

AS-BT77

内部構造

 4cm径ユニット2基と4×9cmのサブウーファ、4×11cmのパッシブラジエータを備えた2.1ch構成のBluetoohスピーカー。カラーはグレー(H)、シルバー(S)の2色。Bluetooth 2.1+EDR対応で、NFCによるスマートフォンなどとのワンタッチ接続も可能。

 左右スピーカーとサブウーファを分離させたセパレート構造により歪みを抑制。サブウーファとパッシブラジエータに加えウエイトブロックも備えることで、重低音を強化している。アンプ出力は4W×2ch + 10W(サブウーファ)。

 楽曲や好みに合わせて選べる2種類のサウンドモードを用意。音の迫力が増す「重低音モード」と、立体感を生み出す「サラウンドモード」が利用できる。

 Bluetooth接続だけでなく、パソコンのUSBスピーカーとしても利用可能。ステレオミニのアナログ音声入力も備える。バッテリを内蔵し、Bluetooth接続時の連続使用時間は約4時間40分。一定時間音声入力がないと自動で電源がオフになるオートパワーセーブも装備。外形寸法は203×80×59mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.86kg

AS-BT70

 5cmユニット2基に加え、天面の4cm径ユニットで広い音場を再現できるというモデルで、専用スマートフォンアプリからの操作もできるのが特徴。カラーはホワイト(W)とブラック(B)の2色。

AS-BT70

 Bluetooth 3.0とNFCペアリングに対応。iOS/Androidスマホ用のリモコンアプリ「KENWOOD Audio Control BR2」に対応し、電源ON/OFFや音量調整、サウンドモード切替などの操作を手元で行なえる。ステレオミニ入力も備える。

 サウンドモードは、ワイドな音の広がりの“エンハンスドステレオモード”と、部屋のどの位置でも高音質を楽しめるという“360°サウンドモード”を利用可能。4×8cmのパッシブラジエータにより、低音も強化している。アンプ出力は10W×2ch、10W(360度スピーカー)、10W(R側のウーファ)

 本体は丸みを持ったオーバルデザインで、ブルーの淡いイルミネーションも採用。バッテリを内蔵し、連続使用時間は約10時間。オートパワーセーブも装備する。外形寸法は300×80×143mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。

AS-BT33

 幾何学形状の“ポリゴンデザイン”と、持ち運びやすさを考慮したという380gの軽量設計が特徴。「掴みやすいグリップ感と軽さにこだわった」としている。Bluetooth 3.0対応だが、NFCには非対応。カラーはホワイト(W)とブラック(B)。

AS-BT33

 ユニットは4cm径フルレンジ2基で、パッシブラジエータを正面(3.2×6.3cm)と左右側面(3.5cm径)の合計3カ所に装備したことで低音を強化。スピーカーエッジには、駆動力を上げリニアリティ低下を抑える工夫により、小口径スピーカーでもダイナミックにユニットを駆動し、クリアなサウンドを実現したという。

 ステレオミニの音声入力も装備。バッテリを内蔵し、連続使用時間は約10時間。外形寸法は182×65×62mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.38kg。

(中林暁)