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ティアック、DSD対応CDプレーヤー「PD-501HR」特別版

オヤイデ製102SSCケーブルを同梱

 ティアックは、DSD対応のCDプレーヤー「PD-501HR」にオヤイデ電気製のインターコネクトケーブルを同梱したスペシャルパッケージ「PD-501HR-SP」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は72,000円前後。カラーはシルバーとブラックの2色。

PD-501HR-SP

 PD-501HRは、dsfフォーマットのDSDファイル(2.8/5.6MHz)や、192kHz/24bitまでのリニアPCMファイルが書き込まれたDVD-R/CD-Rを再生できるCDプレーヤー。2012年11月に発売されており、DSDファイルをPCM変換せず、そのままアナログ化する「ピュアモード」を搭載。SACDの再生には対応していない。

PD-501HR-SP/S(シルバー)
PD-501HR-SP/B(ブラック)

 スペシャルモデルの「PD-501HR-SP」では、オヤイデ電気のインターコネクトケーブル「ACROSS750 RR V2」(1.0m/1ペア)を同梱。精密導体「102SSC」を3E撚りにすることで導体の緻密化を実現し、線間歪みによる音質の劣化を排除。空気層をダンパーとすることで静電容量を下げて高域特性を向上し、優れたスタビライザー効果によって振動を減衰するという十字絶縁構造(C.I.Sストラクチャー)を採用している。

ACROSS750 RR V2

 付属ケーブル以外の仕様は従来モデルと共通。DSDディスク対応により、PCを使わずに、PD-501HRだけで音楽ファイル再生を楽しむリスニングスタイルを提案している。

 ドライブには、振動を効果的にコントロールし、最適な状態での信号読み出しを可能にするという独自の振動抑制機構「VACS」を搭載。DACは、Cirrus Logic「CS4398」、オペアンプはJRCの「NJM5532」。

 アナログ回路とデジタル回路の電源を分離し、アナログ回路へのノイズの混入を防ぐと共に、整流ノイズの発生を抑止するショットキーバリアダイオード(SBD)を整流回路に採用している。

 出力は、同軸デジタル、光デジタル、アナログRCAを各1系統装備。消費電力は11W。外形寸法は290×244×81.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.2kg。リモコンが付属する。

(臼田勤哉)