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ソニー、本体4K動画記録+超高感度撮影の「α7S II」を欧州発表。3,400ユーロ

 欧州Sonyは11日(現地時間)、超高感度撮影と本体のみでの4K動画撮影が可能なデジタル一眼カメラ「α7S II」を発表した。11月に発売し、価格は3,400ユーロ。国内での発売は未定。

α7S II

 超高感度撮影が特徴の「α7S」(2014年12月発売)の特徴を継承しながら、α7 II/α7R IIで新たに搭載された5軸のボディ内手ブレ補正が追加された。また、α7Sでは外部レコーダを必要としていた4K動画撮影機能も、α7S IIでは本体のみで録画可能となるなど、動作撮影機能も強化されている。

 35mmフルサイズの1,220万画素センサーと、画像処理回路の「BIONZ X」を搭載し、最高ISO409600の高感度撮影が可能。AFも強化されており、ファストインテリジェントAFによる、AFポイントは169点(α7Sは25点)となった。また、ビデオ撮影時のAF速度も従来比2倍に向上したという。

 4K/3,840×2,160ドット動画撮影機能も強化され、外部レコーダなしで、本体のみでの4K/30p、24p撮影が可能となった。動画フォーマットはXAVC S。また、1,920×1,080ドットのフルHD記録時には、120fpsのハイスピード撮影が可能で、フルHDのスローモーション動画記録が行なえる。なお、4K動画記録のためには、100Mbps/UHS Class 3対応のSDメモリーカードが必要となる。

本体のみでの4K動画撮影に対応
背面

 S-Log2、S-Log3、S-Gamut、S-Gamut3、S-Gamut3.Cineなどのガンマや色域をサポート。トータル14stopの広いラティチュードを実現する。

 ビューファインダーは、0.78倍の有機ELを新採用。NFCや無線LANやも搭載し、Android/iOSアプリの「PlayMemories Moblie」からの操作も行える。

(臼田勤哉)