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ソニー、グローバル販売・マーケティング機能を'16年4月に日本へ集約。AV製品収益改善へ

 ソニーは19日、日本国内のコンシューマAV製品の販売・マーケティング機能を担うソニーマーケティングを'16年4月に改組し、グローバルの販売・マーケティングの本部機能を追加。あわせて関連機能を移管すると発表した。

 現ソニー・ヨーロッパ プレジデントの玉川勝氏が、'16年4月1日付でソニーマーケティング 代表取締役 会長に就任し、グローバルセールス&マーケティングオフィサーを兼任。玉川氏のもとに全世界のコンシューマAV製品の販売・マーケティング機能を集約する。

2014年9月の「IFA 2014」プレスカンファレンスに登壇した玉川勝氏

 ソニーマーケティングの代表取締役 社長は、現職の河野弘氏が継続。さらに、日本国内における販売機能を担うソニーマーケティングジャパンの社長を兼任する。

 今回の機構改革はソニーのグローバル販売・マーケティング機能の強化を目的としており、改組後のソニーマーケティングにコンシューマAV製品の販売・マーケティングに関わる国内外のリソースとノウハウを集約。全世界における販売オペレーションをさらに強化し、関連事業体と共にコンシューマAVビジネスの収益改善を図るとしている。

(庄司亮一)