ミニレビュー
マクドナルド「ジュラシック・ワールド バーガーズ」今日発売。さっそく食べてみた
2025年6月18日 13:00
6月18日から販売がスタートしたマクドナルドと映画「ジュラシック」シリーズとのコラボメニュー「ジュラシック・ワールド バーガーズ」。さっそくコラボメニューを食べてみたので、食レポをお届けする。コラボメニューを注文する際の参考になれば幸いだ。
ジュラシック・ワールド バーガーズは、スティーブン・スピルバーグ監督が生み出した「ジュラシック」シリーズの新たな章の幕開けとなる映画最新作「ジュラシック・ワールド/復活の大地」の8月8日公開を記念したコラボメニュー。
陸の肉食恐竜T-REXをイメージした「肉厚ビーフ&ガーリックオニオンビーフ」、空を司る翼竜ケツァルコアトルスをイメージして作られた「旨辛ザクザクジューシーチキン」、海の覇者モササウルスをイメージした「チーズアボカドマヨシュリンプ」が用意されている。
単品価格は肉厚ビーフ&ガーリックオニオンビーフが540円から、旨辛ザクザクジューシーチキンが470円から、チーズアボカドマヨシュリンプが490円から。
またシリーズの世界観から着想を得て開発したというコラボドリンク「マックフィズ パイナップルメロン」と「マックフロート パイナップルメロン」も販売されている。こちらの単品価格はマックフィズ パイナップルメロンが300円から、マックフロート パイナップルメロンが380円から。
コラボバーガーでは、恐竜の爪痕をイメージしたという特製バンズを採用。いずれも、恐竜の爪痕がデザインされた数量限定・コラボレーションパッケージで提供される。
肉厚ビーフ&ガーリックオニオンビーフは、肉厚な100%ビーフパティに、ガーリックとペッパーを効かせ、アクセントに爽やかなハラペーニョを加えたガーリックオニオンビーフフィリングと、スライスオニオン、チェダーチーズを組み合わせたメニュー。
パッケージから取り出すと、ガーリックオニオンビーフフィリングの“焼肉のタレ”のような香りが広がり、食欲を刺激してくれる。ただ、てりやきのような“重たさ”はあまりないので、パクパクと食べ進められる。一緒にサンドされているチェダーチーズがアクセントになっていて、口残りをリフレッシュしてくれる印象だった。
ちなみにフィリングにはハラペーニョが使われているが、筆者が食べた限りではハラペーニョの辛さを感じることはなかった。
旨辛ザクザクジューシーチキンは、スパイスが効いた一枚肉のチキンパティに、レタスとスイートレモンソースをあわせたバーガー。「波状の衣で食感が楽しめるチキンパティを、チリやガーリックなどのスパイスやハーブで味付けし、旨辛でやみつき感のある味わいに仕上げた」という。
品名で“ジューシーチキン”と謳っているとおり、チキンパティにかぶりつくと脂がジュワッと溢れ出してくる。チキン自体もむね肉のようなパサツキ感はなく、とても美味しく楽しめた。
一緒に使われているスイートレモンソースは、柑橘系の香りがスッと鼻に抜けるので、チキンパティの脂っぽさを緩和してくれる。スイートレモンソースの甘さはあまり感じなかった。
チーズアボカドマヨシュリンプは、えびカツに、アボカドのペーストとレモン果汁を組み合わせたアボカドマヨソース、レタス、チェダーチーズを組み合わせた一品。「アボカドマヨソースに加えたハラペーニョのピリッとした爽やかな味わいが、えびカツを引き立てる」とのこと。
筆者自身、タコスなどメキシコ料理が好物なので、アボカドマヨソースの味わいが絶妙で、今回のコラボバーガーでは1番のお気に入り。ソースには、メキシコ料理のようなスパイスが効いていて、これがサクサク食感のえびカツとマッチしている印象だった。
ソースにスパイスが効いているといっても、辛さがあるわけでなく、スパイスの香りが鼻に抜けていくような印象なので、辛いものが苦手な人でも食べやすいはず。えびカツも、エビがぷりぷりとした食感で美味しく楽しめた。
コラボドリンクのパイナップルメロンは、パイナップルのフルーティな風味にグリーンのファンタメロンをあわせたもので、「初夏にぴったりな見た目にも楽しめる炭酸ドリンク」。マックフィズはドリンクのみ、マックフロートはドリンクにソフトクリームがトッピングされている。今回はドリンクのみのマックフィズを頼んでみた。
ファンタメロンは炭酸飲料のなかでも甘さが特に強い印象だが、コラボドリンクではパイナップルの酸味・香りが効いているので、その甘さ・重たさを和らげてくれる。まだ6月半ばだというのに猛暑が続くなか、「炭酸でさっぱりしたいけど、あまり甘いのは飲みたくない」というときにはマッチする味わいに感じられた。