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第403回

Netflixが日本でオリジナル作品を作る理由。“海外”は意識せず他と違うものを作る

Netflix ディレクター オブ インターナショナル オリジナル アニメの沖浦泰斗氏(左)と、コンテンツマネージャーの坂本和隆氏(右)

 みなさんもご存じのように、Netflixはコンテンツの調達、それも主にオリジナルコンテンツについて、世界中で巨額投資を続けている。日本でも同様に、コンテンツ調達が活発に行なわれている。

 では、Netflixは具体的に、どのようにコンテンツを作ろうとしているのだろうか? どのような人が、どのような方針で作品を作っているのだろうか?

 日本でオリジナルコンテンツの調達に関わる、コンテンツマネージャーの坂本和隆氏と、ディレクター オブ インターナショナル オリジナル アニメの沖浦泰斗氏に話を聞いた。

「グローバル」であることに魅力を感じて転身

 まず、お二人の経歴を解説しておこう。その方が理解が広がるからだ。

 坂本氏のNetflixでの肩書きはコンテンツマネージャーで、実写を中心としたオリジナルコンテンツ全体に関わっている。Netflixには2015年秋の日本でのサービス開始直後に入社しているのだが、前職は映像制作会社。そこの時期、ある作品について、Netflixとの制作交渉を行なう立場にいたのが、すべての始まりだったという。その後Netflixへ転じ、以来、一貫して、オリジナルコンテンツの制作に関わっている。

Netflix コンテンツマネージャーの坂本和隆氏

 沖浦氏はアニメ部門のディレクター。アニメ業界では長いキャリアを持つベテランだ。GDHを経て、アニメ制作プロダクション「david production」を立ち上げ、経営を行なっていた。同社は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの制作などで知られるプロダクションであり、アニメファンの中には、名前を覚えている……という方もいるのではないだろうか。

Netflix ディレクター オブ インターナショナル オリジナル アニメの沖浦泰斗氏

「社長が転職、というのは普通、あんまりないと思うのですが」と沖浦氏は笑う。

沖浦氏(以下敬称略):昨年の10月にNetflixへ転職しました。ちょうど、今の私のポジションである「Director of Anime」という職種の募集があったんですね。

 僕はアニメを仕事にするようになって14年くらいです。僕なりのアニメ愛があって、この極東の地でずっとアニメを作ってきたんですが、そもそも、Netflixのようなグローバルな会社に「Director of Anime」という職種があることに驚いたんです。率直に自分で「やりたい」と思いました。相当逡巡しましたが、会社は3年前にフジテレビに売却済みでしたし、人も順調に育っていました。ですから、「引き継ぐ体制はできた」と考えて、転職することにしました。

 2人に共通するのは、実写・アニメそれぞれで制作経験が豊かであることだ。そして、共に「グローバルな世界へコンテンツを届ける」ことに魅力を感じ、Netflixへと転じた、という点である。

坂本:入社した当時は、監督さんにしろ役者さんにしろ、まだまだNetflixが知れ渡っていない状況でした。正直なところ、自分もまだそこまで使っている状況でもありませんでした。しかし、そこから時間をかけてお伝えしていった結果、この1年くらいで認知やイメージは大きく逆転している印象があります。

 色々な方とお話させていただいていますが、やはり「グローバルプラットフォーム」であり、190カ国という世界にコンテンツを提供できることに魅力を感じる方は多いです。

 また「クリエイティブの自由度」を魅力に挙げる方も多いですね。内容もそうですが、テレビ番組とは違いますので、尺の規制も緩い。

 もちろん、規制のあるなかで作ることに満足している方もいらっしゃいます。自由ならば必ずいいものが作れる、というわけではありません。しかし、今の業界のシステムとは別のところで戦いたい、そういうストレスを感じていた方もいて、私どもの説明を魅力的に感じていただけていると理解しています。

沖浦:Netflixの場合、海外も視野に入れた企画に力を入れていくことに魅力を感じています。

 私のミッションは世界中のお客様に良質なアニメを継続してお届けすることです。Netflix自身が制作に直接携わるものも増えてくるとは思うのですが、外部の優秀なプロデューサーの作られた作品について、配信権のライセンスを得て供給、という場合もあります。手段は問わず、「いい番組がちゃんと届く」よう、一生懸命やっています。

放送以外へと映像メディアが「分散」していく

 一方で、Netflixでのビジネスの価値について、沖浦氏は次のような点も強調する。

沖浦:2011年以降、iPhoneをはじめとしたスマートフォンが、コンテンツ供給のパイプとしてクリティカル・マスを超えました。調査会社の数字によると、テレビのセット・イン・ユース(特定の時間に電源が入っているテレビの台数)は、現在、だいたい年率5%くらいずつ、劇的に減っているそうです。

 アニメはテレビのタイムテーブルの中でやっていたビジネスです。それが少子高齢化の影響を早くから受けて、そのタイムテーブルの「隅」でやっていたようなところがあります。そのためアニメは、歴史的には早くから配信に舵を切った媒体ではありますが、そこにNetflixのようなものが出てきたのは大きいです。

 特に私達のアニメチームは、は「オトナアニメ」が主戦場です。質の良いものを届ける、という意味では、Netflixは一日の長があります。クリエイターの方も「できれば大きな画面で見たい」という環境で育ってきてはいますが、一方で「スマートフォンなどでもきれいに見られる」ことを重視しています。制作会社の方々と直接会話する中でも、意識をすり合わせながらやっています。

 沖浦氏は次のようにも言う。

沖浦:この話は、西田さんの講演がきっかけですよ(笑)。あの話は強烈に覚えていて、そのまま受け売りのように他の人にもお話しているんですが。お兄ちゃんの部屋で一緒に見てたテレビ、という存在がなくなっていって、どんどんコンテンツが「テレビジョン」へと届かなくなっているということですから。

 沖浦氏のいう、筆者が講演で示したデータとは、以下のものだ。

 これは、一般社団法人・電子情報技術産業協会(JEITA)が公表している、日本国内のテレビ出荷台数情報から、筆者が作成したデータである。オレンジが37型以上、青が29型以下のサイズであり、要は「リビング向けの大型」と「個室向けの小型」を指す。過去には、単価が安くそれぞれの部屋に置かれる小型テレビの出荷量が多かったのだが、地デジ移行で状況は一変し、リビング向けが中心になった。これは別のいい方をすれば、「リビングのテレビは買い換えが進んでいるものの、個室のテレビは買い換えが起こらず、『個室にはテレビがない』家庭が増えている」ことを示している。

JEITAの統計情報より筆者が作成。2011年から2017年のテレビ出荷数量を「サイズ」に着目して確認すると、個室向けの小型テレビのニーズが激減している一方、大型が堅調であることがわかる

沖浦:「メディアの分散」状況が激しい状態になって長いですから、コンタクトポイントは増やすに越したことはないわけです。そうすると、スマホというのは無視できないメディアです。当然、番組を届ける出口として「不可欠」ですね。

坂本:実写も同様ですね。

 ある監督からは「Netflixの方が映画よりごまかしが効かない」と言われました。映画は大スクリーンの迫力で、ある程度誤魔化す……というか進めてしまえるところがあるのですが、Netflixの場合、小さい画面はもちろん、大画面であっても4Kで隅々まで見れてしまいます。だからごまかしがきかない。だから気が抜けない、と言われました。

 また、4KやHDRも含め、配信の最終段階までの品質チェック、いわゆる「QC」がここまで厳しく高品質にやっているメディアは日本にはない、と思います。そこで驚かれることは大きいです。要は「ベストコンディション・ベストクオリティを目指す」ということなのですが。

沖浦:アニメでも、4KとHDRは重要な点です。今、放送向けでは4K+HDRはできないですから、放送育ちとしては、隔世の感があります。4K+HDRの制作で経験を積んだ人々が社内にいて、制作者の方々とHDRに関するやりとりをしながら、21世紀のグローバルなクオリティ作りを、ご一緒にやっていくような形です。

「海外受け」を意識するな! 「キャストありき」でないドラマ作り

 では、Netflix向けにコンテンツを作ることは、日本向けとどう違うのだろうか?

 我々はまず、「海外向けを考えた内容なのだろう」と考える。しかし坂本氏は、その点を否定する。

坂本:もちろん「全世界の会員に向けて、世界で見られる喜びは大きい」と、作り手のみなさんはおっしゃいますね。

 しかし、監督・脚本家の方々には「海外のことはむしろ意識しないでほしい」と伝えています。日本ならではの物語・コンセプトのようなものが重要なんです。

 例えば「深夜食堂」。海外から観ると、「日本とはこうなっているのか」と新鮮に感じる方が多いようです。そこでアメリカナイズしても、あまりいいことはありません。作り手は意識しないで、「いかに面白い物語を作れるか」だけに集中した方がいいのです。いかに面白い物語を作れるか、時代性に合わせたものを作れるかは、世界中で求められていることですから。

 これは筆者も、いろいろなコンテンツ制作の現場で耳にする。リサーチも不完全な形で無理に他国の好みに合わせても失敗する。まず日本人が楽しめるものを全力で作り、結果的にそれが海外でも支持される……。これが海外進出の一つの形であるようだ。

 ただ、同じNetflix向けに作られた実写作品でも、初期(2016年頃)のものと今とでは、作り方や方向性が変わってきている、と坂本氏はいう。

坂本:日本でのローンチ当時(2016年)と今とでは、Netflix自体の展開国数・会員数がまったく違ったものになっています。ですから、初期はよりドメスティックな作り方をしていたと思います。今は変わってきましたね。

日本制作のリアリティーショーである「TERRACE HOUSE_ オープニング・ニュー・ドアーズ」。初期からの「Netflixオリジナル」のひとつだが、実は海外視聴が増え、番組のあり方にも変化が見られる

 Netflixで海外配信を念頭に置いた作品を作る場合、中身以上に、制作の「過程」にも変化が現れている、と2人は話す。

 テレビ向けの作品は、1話ずつ作って放送に間に合うように納品するのが基本だ。だが、特にNetflix向けのオリジナル作品の場合、同社は「シリーズ全話の完成一括納品」が基本。当然、制作のプロセスは大きく変わる。

坂本:実写に関しては、基本的には、そうした変化についても満足していただけています。ある意味で「健全」な進め方なので。脚本も撮影の前にロック(変更を止める)します。脚本をしっかり煮詰めた上で撮影することになりますから、考える時間もできて、ベストコンディションで臨めます。

 逆に問われるようになったのは、「1話目を見た人に、2話目も見てもらう」話の作り方です。どういう風にクリフハンガー的な作りを含めてやっていくのか、ビンジ・ウォッチ(イッキ見)させるためのストーリー作りを追加で考える必要はあるのですが、総体的に、制作プロセスには満足していただけていると思っています。

 もうひとつ、他のメディアと大きく違うのは「キャストを固めてから企画を決めていく」ことをあまりしない、ということです。日本の場合、多くの企画がキャストありきで決まります。「あの方を捕まえた、さてどうしよう……」ということはあまりしないで、「脚本を作った。では、このキャラクターに一番合うのは誰なんだろうか」という作り方をしています。いまならオーディションが多いですね。

 名実ともに素晴らしい方にやっていただく……というのが一番ではありますが、あくまで「役に合っている」こと、キャラクターに雰囲気が合っていることが重要です。変な話、海外のお客様の場合、そこまで日本の役者さんに詳しくはありませんから。

 こうしたことを考えると、日本の一般的な制作プロセスとはかなり異なりますね。

デスノート

 また坂本氏は、「企画のあり方」について次のようにも話す。

坂本:企画によっては、「この題材なら、ここでやっちゃいけないんじゃないか」というものがありますよね。海外の世界観のものを、なぜ日本人のキャストだけでやらなければいけないのか。

 我々の場合、グローバルに制作チームがいます。日本にもいれば、ロサンゼルスにもいれば、シンガポールにもいます。そういう風に「これ、あえて日本人でやる必要はないじゃない」というものはヘッドクオーターに戻して英語圏で制作する……ということも視野に入れています。

 全世界で見ると、日本のIPは非常に大きなものです。今後、こうした考え方も活用していくことになると思います。

多言語対応のために「一括納入」、イッキ見の増加がアニメ市場を変える

 では、アニメはどうだろうか? アニメについても「全話一括納品」であることは同じなのだが、アニメでは実写ドラマ以上に大きな変化が起きている。

沖浦:Netflixの場合、「多言語で一気に配信する」という部分が大きく影響してきます。現在だと、主要言語での吹き替えだけで8種類、さらに字幕が数十言語必要になります。また、おっしゃるように「イッキ見」前提ですから、言語対応も含めた準備を間に合わせようと思うと、配信開始の半年前には納品が終わっていなくてはいけません。アニメ業界のこれまでの常識から言えば「なんでそんなに早く納品しなきゃいけないの」という話はあります。世界配信のための、多言語化の準備の話から始めないといけません。

 そうはいっても制作は、「ラストミニッツまで死力を尽くして、粘って粘って……」みたいなところがあります。そういう制作現場はとても尊敬しているのですが、実は、現場のアニメーターの方々が、締切として「放送日」しか本気で捉えていない、という部分がありまして。

 放送に間に合わない、要は「落ちる」と、放送枠が埋まりませんから、大変なことになります。「でも配信だと、枠がないから、なんとかなるんじゃない?」って思ってるわけですけど、「それは違うんです」と理解していただかなければいけない。世の中の他の作品との競合だとか、配信にもいろんなポイントがあります。
「納期を守るのは大事です」「配信も納期は大事なんです」という運動を、いまやっている最中なんです(笑)。

 アニメの制作現場、特にテレビシリーズについては、「撮って出し」のようなパイプラインが業界全体に浸透しています。それ自体を変えていくのは、なかなか一筋縄ではいかないところがあります。

 今、アニメのコアファンにも「イッキ見」という視聴行動の変化はあります。テレビをハードディスクに撮りためて観る人も増えていますが、DVDの売れ行きを見ても、1クールの放送が終わってから伸び始めています。というのは、今はアニメが多すぎて、1シーズンが終わった後にネットなどで評判を聞いて「これだ」と定めて、そこから行動が始まっているとしか思えない動きがあるんです。

 これは、ハードディスク録画であっても「イッキ見」なんですよ。配信で見てもイッキ見は同じで、アニメのプロデューサーの方々にも「イッキ見が今のポイントだ」と言う方が増えている印象です。ですから、イッキ見を想定したストーリー構成なども重要になってきていますね。

重要なのは「必然性」「context not control」

 もちろん、海外を意識した場合、許されない題材・表現があるのは事実だ。だが一律な「NGリスト」のようなものがあるわけではない、という。

坂本:「時代にそぐわないのではないか」「特定のことを美化するような描き方はいいのか」といったように、徹底的にディスカッションはします。しかし、決まったコードがあるわけではありません。「なぜそういう描写をするのか」ということがなにより重要です。

沖浦:アニメの場合には、以前よりドラマよりも海外番組販売の機会が多かったので、シナリオの段階から、海外流通を前提に、許されない表現については検討するようにしています。

 しかし逆説的に、Netflixでしかできない、放送だとできない作品、というのは明確にありますね。「DEVILMAN crybaby」がそうです。あそこまで人間の業に踏み込むようなすごいストーリーですが、「それが必要だとすれば、やろう」ということで、制作に踏み切りました。弊社の社是に「context not control」というものがあります。

Netflixオリジナルとして制作、配信された「DEVILMAN crybaby」。坂本氏・沖浦氏ともに「Netflixらしい作品」と太鼓判を押す。

沖浦:放送には「放送考査基準」があり、海外でも同様なものがあります。私たちはコンテクストの中で、伝えたいことの中で必要であれば「やろう」という判断をする、ということです。

「他のメディアと違う」ものを作る。放送やビデオとは違うヒットの可能性

 Netflixは制作の自由度が高い、と言われる。それは、Netflixがあくまで「有料会員性サービス」であり、自分で納得してお金を支払った人にコンテンツを提供するビジネスである、ということに起因している。要は、「そこでなにを見るかは自分で選んだものであり、納得したものである」という、オプトイン・ベースのビジネスである、というのが大きな違いなのだ。これは、海外においては有料放送で成立していた考え方だが、日本の場合、無料放送である地上波が強かった関係もあり、ここに来てようやく変化の兆しが見えた印象がある。

 その中で「Netflixなら、こういうものでないとやらない」という基準はあるのだろうか?

坂本:こういう題材でないと……というものはありませんが、我々としても「Netflixじゃないとできないもの」は魅力的に感じますね。いただいた企画にもいろいろと「色」があります。「これは地上波でおやりになった方がいいんじゃないですか」とご助言することもあります。他社でもできるものをする、ということには高いプライオリティを置いていません。「我々じゃないとできないもの」をできるよう、ディスカッションを進めています。

沖浦:アメリカは有料放送があり、HBOによって良質なオリジナルコンテンツが作られるようになり……という、ある種のメディアの発展の歴史があります。日本も衛星放送などがありましたが、配信になって一気に「グローバルな予算とスケールで違いのある番組を作ろう」という状況に直面しています。

 それによって、番組の企画の選択肢が増えた、と思っているんです。「テレビ放送」向けだと日本、地場のお客様向けに、視聴率を考える必要も出てきます。「ビデオ」だと、独自のセールスポイントのようなものがやはり必要になります。

 ビデオだと「売れないかもしれない」とされた企画でも、配信だと間尺があって、むしろたくさん見られるチャンスがあります。

 そういう意味で良い例なのが「B: The Beginning」という作品です。これは中澤一登監督とProduction I.Gがタッグを組んで「アメリカテレビドラマのようなクライムサスペンスをアニメでやりたい」ということで作ったものです。日本でDVD・Blu-rayだけで売ろうとするとどのくらいいくか……というところがあるのですが、世界のお客様は喜んで見ていただけています。ですから、3月に配信が始まったばかりなのに、もう「シーズン2制作決定!」って言えるんです。これは、いままでの伝統的なメディアの選択肢の中ではなかったスピード感です。

「B: The Beginning」。中澤一登監督とProduction I.Gが制作。3月2日に配信が開始されたばかりだが、世界中での配信が好調で、シーズン2の制作が決定している。

 Netflixの日本チームからは、色々な作品が作られている。「Netflixらしい」とお二人が思う作品を挙げていただいたのだが、まず挙がったのはやはり「DEVILMAN crybaby」だった。これは実写・アニメ問わず「いかにもNetflixでしかできない」作品のように思う。

 そして、沖浦氏は最後にひとつの作品を挙げた。

沖浦:最近配信した「アグレッシブ烈子」という作品があります。サンリオさんのキャラクターを使ったものなのですが、これが海外ですごく人気です。ソーシャルメディアで「これってアタシよ!」と、女性からすごく共感を得ているんですよね。こういう売れ方も、新しい形かと思います。

「アグレッシブ烈子」。SNSを中心に女性からの強い支持が、世界中から集まっているという。こうしたアニメのヒットも、ネット配信ならではの現象か

西田 宗千佳

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、週刊朝日、AERA、週刊東洋経済、GetNavi、デジモノステーションなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。
 近著に、「顧客を売り場へ直送する」「漂流するソニーのDNAプレイステーションで世界と戦った男たち」(講談社)、「電子書籍革命の真実未来の本 本のミライ」(エンターブレイン)、「ソニーとアップル」(朝日新聞出版)、「スマートテレビ」(KADOKAWA)などがある。
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