鳥居一豊の「良作×良品」

第117回

ソニー最小有機ELテレビ×ELDENRING×サウンドバーで最強ゲーミング書斎

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

今回の話題はゲーム。PlayStation 5などのビデオゲームは今やテレビ放送や映画・音楽コンテンツと並んで、大画面テレビの主要な用途と言っていい。最新世代のPS5となれば、映像出力は4K/60pや4K/120pに対応していてHDR表示も可能。音も7.1chのサラウンド出力やヘッドフォンなどでの空間オーディオなども盛り込まれていて、映画などと同等の映像DSC音響のクオリティを備えている。

本格的なゲーム環境というと、ハイスペックなゲーミングPCにゲーミングディスプレイを組み合わせたシステムもある。ゲーミングディスプレイは、高いリフレッシュレートに対応し、144Hzや240Hzなどの表示が可能なものもある。毎秒に表示コマ数が増えるほど動きがスムーズになるため、プレイしやすくスコアも稼ぎやすくなるわけだ。

ところが、現行の薄型テレビの多くが採用するHDMI Ver.2.1対応となると、薄型テレビでも4K/120pの表示が可能で、描画負担が増えたときの映像のチラつきなどを低減するVRR、ゲーム映像を認識すると自動でゲームに適した低遅延モードに切り替えるALLMといった機能が盛り込まれている。ディスプレイ性能でもゲーミングディスプレイにかなり近づいた。

そんなゲームのための性能が充実した最新の薄型テレビで最新ゲームをプレイするとどうなるか。今回はそれを体験してみた。

BRAVIAとホームシアター機器で“PS5を楽しむ最強の書斎”を構築

今回の取材はソニーの商品体験スペースで行なったが、使った機器を紹介しよう。まずはPS5。そして、今年登場した有機ELテレビとしては最小サイズの42型「XRJ-42A90K」(実売30万円前後)。

さらにホームシアターシステムとして、9月10日発売の最新サウンドバー「HT-A3000」(実売8万8,000円前後)。これを、電動昇降デスクにセットし、“書斎のデスクトップ環境”をイメージしてみた。総額を考えるとなかなかリッチなシステムだが、4畳半や6畳くらいの部屋でも実現できるもので、コンパクトではあるが、ソニーオールスターによる最強ゲーム環境だ。

XRJ-42A90Kの手前にHT-A3000を設置

ソニーのBRAVIAでは、HDMI 2.1への対応に加えて、PS5との連携を強化してより快適にゲームを楽しめるようになっている。まずはそこを紹介しよう。PS5では、初めてテレビと接続した時やテレビを買い換えた時、画面の表示サイズやHDR調整などを行なう画面に切り替わる。そこで自分で各種設定をするのだが、XRJ-42A90Kなどのモデルなら、HDR調整は自動で最適な設定になる。これが「オートHDRトーンマッピング」。暗いシーンの視認性や明るい光での白飛びが発生しない最適な設定が自動で行なわれるのだ。もちろん、好みに合わせて手動で設定することも可能だが、そういった作業が面倒という人には便利な機能だ。

テレビとの接続時に表示される設定画面。ここでは画面サイズの調整を行なう
HDR設定の画面では、自動的に最適な設定となっているとの表示が出る。手動での微調整は不要だ
HDR設定を手動で行なうこともできる。調整するときは瞳の明順応/暗順応があるので、急いで調整せずにゆっくりと時間をかけて行なうこと

このほか、PS5との接続時に自動で低遅延のゲームモードに切り替わる機能はALLM対応以前から実現していたが、XRJ-42A90KなどではPS5との接続時でも、ゲームならばゲームモード、映画ソフトや動画配信サービスなどの時はスタンダードモードに切り替わるようになっている。PS5で映画もゲームも楽しんでいる人にとっては実に便利だろう。

また、PS5では、ヘッドフォン出力のほか、テレビの内蔵スピーカーで再生する場合も、3Dオーディオを適用できる。そのときにはワイヤレスコントローラーのマイクを使って部屋の音響特性を測定し最適な音響に調整することもできる。

PS5のサウンド設定で、出力先を「テレビ」に切り替えると、3Dオーディオのための測定が行なえる
ワイヤレスコントローラーで測定中の筆者

ゲームモードの表示遅延については、4K/60pや4K/120pで8.5msとなっている。この数値はメーカーによって測定基準が異なるようで、信号入力から表示開始(画面の描画が始まってすぐ)だったり、画面の半分まで表示した時点だったりするようだが、ソニーでは入力から表示完了までの時間を測定しているという。リズムゲームや格闘ゲームのようなシビアなタイミングを要求されるゲームを別にすれば、十分快適にプレイできる低遅延だ。

なお、以前AV Watchで掲載した「4K/120p入力時に解像度が半分になる問題」についてだが、XRJ-42A90Kでは解決されており、きちんと4K解像度の映像が120pで表示できる。A90Kだけでなく、認知特性プロセッサー「XR」を搭載したBRAVIA XRシリーズはすべて問題なしだ。PS5で4K/120pのハイフレームレート対応のゲームはまだ決して数は多くないが、ハイフレームレート対応のゲームをしたい人やゲーミングPCを接続してリフレッシュレート120Hzでプレイしたい人はBRAVIA XRシリーズを選べば安心ということだ。

4K120p入力で解像度半分になっちゃう問題。TVメーカー5社に聞いた

続いて、ホームシアターシステムのHT-A3000との連携だ。まず、A90Kシリーズは設置環境に合わせて変更できる2-Wayスタンドを採用している。これは、テレビ台や机に隙間なくぴったりと設置できる標準ポジションと、手前にサウンドバーなどを置いても画面に重ならないハイポジションが選べるもの。今回はハイポジションを選んでいる。個室のデスクトップに置いて使うなら、ハイポジションが便利だろう。パソコン用ディスプレイとしても使う場合に手前にキーボードを置くような環境にもマッチする。

通常のスタンド設置
ハイポジション(サウンドバー)スタイル
サウンドバーの設置も容易
HT-A3000を設置したところ

薄型テレビとの接続では、HT-A3000にはHDMI(ARC/eARC)端子のみ装備しているので、PS5はXRJ-42A90KのHDMI入力に接続する。同じくHT-A3000もA90KのARC/eARC対応HDMI入力に接続する。なお、HT-A5000やA7000、HT-A9といった上位機種では、サウンドバー側にもHDMI入力があるが、上記のようなHDMI(ARC)接続でも、PS5をサウンドバー側に接続した場合でも、接続経路に関わらず上記の連携機能は動作するという。HT-A5000などで「どっちに接続するのが正しいの?」と迷う心配はない。好みで選ぶなり、空いている方のHDMI入力を使えばいい。

そしてもうひとつ。センタースピーカー入力をA90Kのセンタースピーカー出力に接続する。これは、A90Kシリーズなどが備える「センタースピーカーモード」のため。これを接続しておくと、サウンドバーでのサラウンド再生時にはセンターチャンネルの音がA90Kの内蔵スピーカーから再生されるというもの。A90Kは「アコースティック・サーフェス・オーディオ・プラス」という、画面から音が出るスピーカーだ。だから、音がサウンドバーのある画面の下から聞こえるという感じがなく、画音一致の音場が楽しめるというわけだ。

A90Kの側面にあるセンタースピーカー入力と接続したところ。接続ケーブルは3.5mmミニジャックのモノラルケーブルを使用する

有機ELテレビとはいえ、最小サイズのだとこうした機能は省略されることも少なくないが、XRJ-42A90Kはきちんと採用しているのが立派だ。また、HT-A3000もシリーズの末弟となるモデルだが、センタースピーカーモードに対応するし、なんとオプションのワイヤレスサブウーファーやワイヤレスリアスピーカーの接続が可能。リアスピーカー増設時は独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」に対応するのも同様。Dolby Atmosに対応した実売約9万円のサウンドバーとしてみてもなかなか高機能なのだ。

あとは、HDMI設定の確認。PS5を接続した入力端子は、ゲーム中心ならば「拡張フォーマット(VRR)」に切り替える。UHD BDソフトや動画配信でDolby Vision映像を再生する場合は「拡張フォーマット(ドルビービジョン優先)」を選ぶ。きちんと確認しておこう。

A90K側のHDMI設定の画面。PS5を接続したHDMI入力は「拡張フォーマット(VRR)」としている
PS5側のビデオ設定の画面。VRRやALLM、HDRにきちんと対応していることがわかる。エルデンリングは4K/60pのゲームでVRR未対応だが、「未対応のゲームに適用」をオンにすると4K/60p VRRでの表示が行なえる
PS5の画面を表示した状態。下に出ているのはA90K側の表示。ビデオソフトの操作機能など一部機能はテレビのリモコンでも操作できることがわかる
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ついに挑戦!「ELDEN RING」を最強のゲーム環境で体験する

「ELDEN RING」
通常版9,240円/デジタルデラックスエディション9,900円 開発:フロム・ソフトウェア CERO:D
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さて、いよいよゲームを始めよう。選んだのは「ELDEN RING」。“死にゲー”などと物騒な呼ばれ方もする高難度のRPGだ。日本のみならず、世界的にヒットしている作品で、ネット上で話題を目にして気になっているという人も多いだろう。筆者も評判は聞いていたがそれだけに高難度であることに恐れをなし、今まで手を出せずにいたゲームだ。しかし、オープンワールド型の広大(すぎる)フィールドはグラフィックの質も極めて高く、とにかく美しい。世界設定も奥深く練り込まれ、壮大なファンタジー世界が構築されている。こういうゲームを美しい映像と迫力のある音響で楽しみたい筆者としてはやはり挑戦せねばなるまい。

たいへんな目にあっているというよりも、序盤で心が折れそうだ。何度も死にながら攻略法を覚えていく、歯ごたえのあるゲームはやはりなかなか厳しい。ということで、プレイしたのは最序盤のリムグレイブで、「忌み鬼、マルギット」と戦う手前の状態。とにかくレベル上げる、装備を充実させる、役立つアイテム類は可能な限り集める方針で、リムグレイブにあるダンジョンや遺跡、砦などのほぼすべてとそこにいるボスキャラクターは倒しており、攻略情報での推奨レベルをはるかに超えるレベルまで育てた状態だ。

筆者が何度も心を折られているのはさておき、XRJ-42A90KとHT-A3000で楽しむELDEN RINGは素晴らしい。リムグレイブはかなり広大で、草原や森、湖や川と場所によって景色が大きく変わる。風になびく草原の草も緻密に描かれるし、鎧などの装備もリアルに再現され、かつ戦いを繰り返しているうちに返り血で汚れていくなど、グラフィックの処理も緻密だ。そして、朝、昼、夜といった時間の変化で周囲の明るさも変化するし、鎧や盾の光り方も変化する。

筆者のプレイデータを持ち込み、そのままプレイ。雨の降る草原の薄暗さも実にリアル
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橋の上にいる騎士(ツリーガードではない)にうっかり倒される筆者。そのへんにいるモブ敵さえ油断すると負けるくらい強いのがこのゲーム
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XRJ-42A90Kの映像は、有機ELらしい高いコントラストで、薄暗い日陰から太陽の眩しい光まで豊かに描く。ゲームとしての各種の表示はあるが、ちょっとした中世ファンタジー映画を見ているようだ。42型という画面サイズは視聴距離1mくらいのデスクトップ環境だと十分に大きいと感じるし、ディテールが鮮明ということもあって凝縮感のある緻密な映像に感じる。60型やそれ以上の大画面を2~3mくらいの距離で見るのとはまた違った感覚で、ゲームをプレイするという点ではこちらの方が没入感は高いと感じた。

圧巻なのが、地下の洞窟内だ。場所によっては松明を装備しないと何も見えないほど暗いが、自分のキャラクターの居る周囲だけはうっすらと見えるし、入ってすぐは闇の中とさえ思える洞窟内もきちんと岩壁の感じが再現されている。ホラーゲームだったらかなり怖いし、実際油断していると闇の中から敵モンスターが襲ってくるのでこちらも怖い。ゲームで暗くて見えづらいとプレイに支障が出るので、画質調整で明るさを上げてしまいがちだが、それでは映像のバランスが崩れてしまう。有機ELのA90Kだとここまでリアルな暗さが表現できるのかと感心してしまう。

そして、HT-A3000の音もなかなか立派だ。3.1ch構成で後方の音の回り込みや高さなどの立体的な音場は独自のバーチャルサラウンド技術「S-FORCE PRO FRONT SURROUND」と「VERTICAL SURROUND ENGINE」で再現する仕組みだ。横幅950mmの標準的なサウンドバーで、2~3mの距離で十分なサラウンド音場が体感できるように設計されていると思うが、1mくらいの近接した配置では音がより鮮明でサラウンドの包囲感もかなり優秀。必然的にサウンドバーの正面に居るので音の定位や方向感の再現も良好。

この洞窟内には狼が根城にしていて闇の中から狼が襲ってくるのだが、あちこちで低いうなり声や足音が聞こえていて、狼のいる気配が音でわかる。音が聞こえる方向に視点を向けて注視していると、やはり居た。仲間を呼ぶための吼えるとその声が洞窟内に響く。集団戦になるとやっかいなので仲間が来る前に各個撃破する。ヘッドフォンによる3Dオーディオも立体感のある音場の再現は方向感なども含めてよく出来ているが、HT-A3000だと音場がより広大で実際に洞窟内にいる雰囲気がより体感的になる。

暗い洞窟内を探索。焚き火の周りに何匹かの狼の群れがいる。暗部の再現性の高さに感心させられる
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サウンドバーで近接視聴をすると、音源が近いので画面の下から音が出ているのがわかってしまうことがよくある。だが、その点はまったく心配なかった。前述した通り、XRJ-42A90Kをセンタースピーカーモードで接続しているので、センタチャンネルの音はテレビ内蔵スピーカー、すなわち画面から音が出ている。内蔵スピーカーとサウンドバーの音のつながりも良好で、プレイしているとテレビ画面から音が出ているとは思えない。音場の位置が低いと感じることもないし、かなり上等なサラウンド再現になっている。実売9万円ほどの最新のサウンドバーだから当然とも思いつつ、センタースピーカーモードのことを思い出したくらいだ。単にセンターチャンネルの音をテレビから出すだけでなく、テレビ内蔵スピーカーとサウンドバーの音量をきちんと揃えるなど、きちんとチューニングされているのがよくわかる。

そのため、ムービーシーンに切り替わった時のキャラクターのセリフが画面のキャラクターがしゃべっているようで、BGMや効果音のサラウンド効果も合わせて実に臨場感にあふれた再現になる。映画などのためだと思いがちだが、ゲームでもセンタースピーカーモードはかなり強力だ。

HDRによる光の表現が実に素晴らしい

今度は光の描写をもっと見てみよう。PS5など最新世代のゲーム機では、HDRの高輝度表示が可能になっており、光の表現が実に美しい。さきほどとは別の洞窟はところどころで天井に穴が空いていて、外の光が漏れているが、穴の空いたあたりだけが明るく、洞窟の奥は暗い感じがよく出ている。天井に視点を向ければ、眩しい光が漏れているのがわかるし、洞窟内の見え方も変わる。

その場に居る感じがよりよく体感でき、ゲームへの没入度を飛躍的に高めている。油断すれば死ぬ、殺伐としたゲームで一息つける場所である「祝福」も、焚き火に当たっているかのようなほっとする「祝福」の光がプレイヤーの折れそうな心を癒やしてくれるし、一枚の絵のように美しい描写だ。

別の洞窟内では、ところどころ明るい場所があり、天井から外光が差しているのがわかる
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天井を見上げると、外の眩しい光が見え、洞窟内の見え方も変化する
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キャラクターの休憩場所である「祝福」。薄暗い朽ちた教会内と外の明るさ、焚き火のようにも見える「祝福」の明るさ感の違いが見事に表現されている
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そして、夜のシーンも格別に美しい。空には星があって月と思しき天体も見えるが、それよりも存在感があるのが「黄金樹」。ストーリーの根幹にも関わる存在のようだが、今はまだ正体不明。これが夜になると黄金に輝くのだが、それが実に美しい。いつかたどり着けるのかもしれないが、それまでにどれだけの難敵を攻略しなければならないのだろうか。このほか、海辺に行けば寄せては返す波の表現も美しいし、空や夕陽の光の加減も見事だ。時間帯で空の様子は変化していくので、ロケーションの良い場所を見つけるとついついそのまま見とれてしまったりする(場所によってはそんな余裕はないのだが)。

このように広大な大地を自由に駆け回って冒険できるオープンワールド型のRPGは実に楽しい。それが、XRJ-42A90KとHT-A3000のような優れた映像と音を楽しめるシステムだと、何倍にも魅力が高まる。

ストーリーの根幹でもある「黄金樹」。夜だとその姿は実に美しい
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海辺の散歩で遭遇したタコと思しきモンスターをついでに討伐
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PS5の優れたグラフィックとサウンドを満喫できる素晴らしい環境

ゲームの楽しみには、攻略そのものやプレイする楽しみの追求だけでなく、映画のように美しい映像と音を体感的に味わえる楽しみもある。今回のXRJ-42A90KとHT-A3000の環境はゲーム環境としては贅沢かもしれないが、それはもう素晴らしいゲーム体験でもあった。「ELDEN RING」の美しくも過酷な世界を存分に堪能できると思う。

取材を終えて、机の上に設置されたPS5とXRJ-42A90KとHT-A3000を見ると、小さめの部屋でも十分に実現できるコンパクトさに改めて驚いた。プレイ中は42型というサイズなどすっかり忘れてゲームに興じてしまっていた。映画館のような広い空間でなくても、ここまで没入感のあるゲーム環境は実現できるのだ。

デスクトップに構築されたPS5と最強のゲーム環境。グラフィックとサウンドにこだわる人はぜひ体験してほしい
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鳥居一豊

1968年東京生まれの千葉育ち。AV系の専門誌で編集スタッフとして勤務後、フリーのAVライターとして独立。薄型テレビやBDレコーダからヘッドホンやAVアンプ、スピーカーまでAV系のジャンル全般をカバーする。モノ情報誌「GetNavi」(学研パブリッシング)や「特選街」(マキノ出版)、AV専門誌「HiVi」(ステレオサウンド社)のほか、Web系情報サイト「ASCII.jp」などで、AV機器の製品紹介記事や取材記事を執筆。最近、シアター専用の防音室を備える新居への引越が完了し、オーディオ&ビジュアルのための環境がさらに充実した。待望の大型スピーカー(B&W MATRIX801S3)を導入し、幸せな日々を過ごしている(システムに関してはまだまだ発展途上だが)。映画やアニメを愛好し、週に40~60本程度の番組を録画する生活は相変わらず。深夜でもかなりの大音量で映画を見られるので、むしろ悪化している。