鳥居一豊の「良作×良品」
「ローン・サバイバー」の戦場の迫真をDIGAがリアルに描く
洋画初のMGVCで高階調映像がもたらす真実味を確認
(2014/9/30 10:00)
パナソニックのBDレコーダは、基本である予約/録画・再生/保存に関する機能をきちんと充実させたうえで、音楽CDの取り込み、静止画の保存やスライドショー再生機能など、さまざまなコンテンツを快適に扱う機能も備えている作りが大きな特徴だ。
しかも、ローエンド以外のダブルチューナ機以上のモデルでは、4K/24pアップコンバート機能やMGVC(Master Grade Video Coding)といった高画質再生のための機能も共通して備えることも大きな魅力。これは、自社開発である高性能なシステムLSI「ユニフィエ」によるところが大きい。もちろんハード的な資産の共有だけでなく、上級機で練り上げられた高画質のためのノウハウの多くも受け継がれており、比較的安価なモデルほど実力の高いお買い得モデルに感じやすい。
そこで今回取り上げるのが、「DMR-BZT665」(実売55,000円前後)。3チューナ内蔵のHDD 1TBモデルで、3チューナ機は欲しいが、USB HDDの増設もできる現在、内蔵HDDはそれほど大容量でなくてもよいというユーザーに向けたモデル。ちょうど3チューナ機と2チューナ機の中間的な位置にあるモデルで、5万円台で手に入る3チューナ機というお買い得度の高さが魅力だ。このほか、iPhoneなどのスマートフォンから、録画した番組や放送中の番組を、家庭内LANだけでなく、インターネット経由でも視聴ができる「外からスマホで視聴」にも対応する。
もちろん、前述した4K/24pのアップコンバート機能やMGVCのBDソフトの再生にも対応している。今回取り上げたのも、MGVC対応というのが一番の理由だ。実は先週後継機ともいえる「DMR-BRW1000」が発表されているが、MGVC対応の低価格機という視点で今回「DMR-BZT665」を選択した。
MGVCとは、BDの規格で決められている8bitでの色信号記録を拡張するパナソニックの独自技術。3D BDで採用されているMPEG-4 MVC技術を応用し、一般的なBDレコーダでも再生可能な8bit記録された映像信号と、それを12bitまで拡張するデータに分割して記録している。対応したBDレコーダなどでは、両方のデータをデコード時に合成し、12bitの高階調映像として再生ができる。
MGVCのBDソフトは、スタジオジブリのアニメ作品の多くが採用していたように、ほとんどがアニメ作品だった。当初、僕自身もアニメ作品はセル画への着色や手描きの映像で構成されるので、12bitの高階調が果たして有効なのかと首をかしげたものだ。ところが、フィルム時代の作品では粒子感の細かさやタッチまでわかるような繊細な映像に驚かされたし、デジタル制作の最新の作品ではCGやデジタル技術を駆使した多彩なエフェクトの鮮明さに感激した。また、アニメでわりと目立ちやすい微妙なグラデーションが滑らかに再現できず、地図の等高線のように色の境界が出てしまうこと(カラーバンディング)がなくなり、すっきりと見通しのよい映像になる。
ならば、より微妙な色の再現が求められる実写作品ではどうなるか?そこはかなり気になっていた。だが、残念ながら実写作品としては、邦画作品で「藁の楯」、「許されざる者」があるだけと、数は多くない。この連載で取り上げるタイミングを逸していたこともあり、ちょっと残念に感じていたのだ。
そこに、ちょうどよいタイミングで登場したのが「ローン・サバイバー」。これは洋画初のMGVCのタイトル。実話を元にしたドラマが生々しく描かれた作品だ。というわけで、今回はこの作品をDMR-BZT665で見てみることにした。
薄型のスマートなサイズは実にコンパクト
さっそくお借りしたDMR-BZT665を自宅にセットする。梱包箱自体も仕事帰りにちょっと電器店に立ち寄り、そのまま持ち帰ることができそうな大きさだが、本体も実にスリムかつコンパクト。横幅こそ430mmだが、高さはわずか41.5mm、奥行きは189mmとなっており、薄型テレビ用の奥行きの狭いラックはもちろんのこと、ちょっとした棚の上など置き場所には困ることはないサイズだ。
接続端子は、現行のBDレコーダとしてはわりと充実度が高い。映像出力はHDMI端子のみで、映像入力としてはビデオ入力を1系統、オーディオ出力として光デジタル出力という内容は一般的なもの。だが、主にCATVチューナとの接続用としてi.LINK端子も備えている。USB端子はUSB2.0端子とUSB3.0端子を各1系統備える。外付けHDDを使う場合は、USB3.0端子と対応したUSB HDDを使えば、内蔵HDDと比べて操作制限もほとんど変わらなくなるので便利だ。あとはアンテナ入力端子と、ネットワーク端子がある。
基本的には、自宅で使用するAVアンプ(パイオニアSC-LX83)にHDMI接続をするだけでBD再生のための準備は完了。だが、それだけというのも味気ないので、地上波、BS/110度CSのアンテナ、ネットワーク接続も一通り行ない、まずはテレビ放送を見てみた。その映像はS/Nが良く、すっきりと見通しのよい映像。ふだんは同社の最上位モデルであるDMR-BZT9600を使用している自宅での比較では、細部のディテール感がやや不足しているようにも感じるが、価格差などを考えればかなり優秀なレベルと言える。
録画画質も、DRモードはオンエアそのままの印象だし、3倍録モードまではほとんどDRモードとの画質差を感じない。BDに保存することを考慮しても5倍録モードくらいなら十分に実用になる。さすがに8倍録、10倍録モード以上になると圧縮ノイズの増加など、画質的なダメージも出てくるが、よほど動きの速いスポーツ番組などを見るのでなければ、映像が潰れて見づらくなることはあまりない。
こうした長時間モードの画質の優秀さは、BDへの保存やHDDにより多くの番組を保存する場合に有効だが、最近ではもうひとつのメリットがある。それが、先に触れたインターネット経由での番組配信機能「外からスマホで視聴」。十分な回線速度を確保できる家庭内LANと異なり、インターネット回線を経由する場合はストリーミング再生開始時の待ち時間や途中で映像が途切れるといった問題を解消するため、BDレコーダ側でリアルタイムに映像を圧縮して配信するのだが、このときの圧縮ノイズの発生を抑制できるというメリットもある。
ちなみに、パナソニックの場合、宅外での視聴では720pの3.5Mbpsと1.5Mbpsが選べる(SD画質の400kbpsもある)。解像度を落としているとはいえ、けっこうな圧縮率だが、3.5Mbpsならばテロップ周りに多少モスキートノイズが出るのが気になる程度で、十分にハイビジョンらしい映像を楽しめる。
200人を超えるタリバン兵の攻撃にさらされる、たった4人のアメリカ兵
では、いよいよ「ローン・サバイバー」を見てみよう。再生前の準備は2つだけ。MGVCのBDソフトを正しく再生するための設定を初期設定で行なう。ひとつは「HDMI接続」の設定にある「HDMIカラースペース」。これを「YCbCr(MGVCオート)」にする。そして、再生設定で「MASTER GRADE VIDEO CODING再生」を「入」にする。基本的にはこれだけだ。このほかは、一般的なBDソフトの再生設定のままでいい。我が家では4KプロジェクターがYCbCr(4:2:0 8bit)のみの対応なので、4Kアップコンバート機能はオフにし、1080p出力としている。
この作品は、アフガニスタンの山岳地帯で実際に行なわれた「レッド・ウイング作戦」を元にしたもので、単なる戦争映画とは言い難い生々しいドラマが描かれる。このところの戦争映画は撮影技術やデジタルによる特殊効果の驚異的な進化で、リアルというか極めて生々しい映像になってきている。地獄絵図と言うべき戦争のリアルな実体を描く意味はあるのだろうが、ふつうにグロテスクな映像には不快感をもよおすので、最近はちょっと最新の戦争映画は敬遠気味だったりした。
これが、12bitの高階調映像でさらに生々しい映像となるMGVCとなると、一体どうなってしまうのだろうか? 正直、ホラー映画に続いて苦手意識を感じてしまいかねない作品ジャンルが増えてしまうかも、とちょっと恐る恐る再生をすることにした。
作品の冒頭は、作戦に派遣されたアメリカ海軍の特殊部隊であるネイビーシールズの訓練時の映像からスタートする。このあたりは、本物の記録映像もあるのか、解像度の低いビデオ映像なども数多く混じったものとなる。特殊部隊の訓練は、極めて過酷なものであるようで、ネイビーシールズに限らずその逸話は数多いが、単に肉体的な過酷さだけでなく、むしろ精神を鍛えることが目的であるようなしごきの数々を映像とはいえ実際に見てしまうと、それだけでヘルメットを置き、鐘を鳴らしてしまいたくなる(自主的にリタイアするときの合図のようだ)。
それだけに、その過酷な訓練を共にした同僚たちは家族や兄弟に匹敵する絆が得られるというのも当然と感じる。このオープニングの終盤でも、訓練終了時の兵士達の歓喜の姿がクローズアップされている。
ビデオ映像などがあり、画質については評価がしづらかったので、オープニングが終わり、本編が始まってから画質のセッティングを整えていった。パナソニックのBDレコーダでは、リモコンのボタンやサブメニューから呼び出せる「再生画質調整」で各種の画質調整を行なえるが、最上位モデルに比べると機能的には多少簡略化されている。ディスプレイ種別はテレビとプロジェクターが選べるのは変わらないが、映像素材では映画用のものは「シネマ」だけで、「ハイレゾシネマ」などのような細かい種別はない。これは慣れている人にはいいが、ふだんあまり使わない人には逆に使いにくくなるので、あえて簡略化しているのだろう。なお、このほかには、アニメ作品用の「アニメ」や音楽物用の「ライブ」などがある。
細かな調整は、「解像感調整」、「ノイズ低減」、「輝度・色調整」などがあるが、やはり細かな調整内容は整理されてシンプルになっている。
場面は基地で待機中のどちらかといえばのんびりとした基地とネイビーシールズの隊員たちの姿を映している。その画質は解像感の高いもので、フィルムの粒子感はわりと残るものの、不安定にザワザワと動かないためディテールもよく伝わる。MGVCオフと比較しても画質差はほとんどなかったので、元々の素材の質が高いと思われるが、極めて精細でリアリティ豊かな映像だ。
このあたりの素材の質の高さを引き出すため、再生画質調整では解像感を不自然さの出ないレベルで高めているが、それ以外の調整はしなくとも十分に質の高い映像だった。色乗りの良さもしっかりとしており、兵士たちの肌の色も自然でかつ滑らかに再現されている。
こうした兵士たちの日常的なシーンは、恋人にメールを送ったり、奥さんの愚痴を言ったり、相談したりと、かなりゆるい。日常的な訓練は、ちょっとしたジョギングどころか全力疾走としか思えない長距離ランで、軍の厳しさを伝える場面もあるが、最前線とはいえ待機中の弛緩した空気に包まれている。
MGVCの良さをまざまざと実感できるのは、象徴的に挿入される荒涼とした大地の映像だ。夕景のオレンジ色の染まった大地の美しさには思わず息を呑む。解像感の高い映像ということもあり、地平線の彼方が空気でかすんで見える様子まで描き出される。
最近の映像作品はほとんどが制作時は12bitの階調で制作されるが、BDは規格上の制限のため、これを8bitに押し込んで(圧縮して)記録している。このため、圧縮によるわずかな誤差やノイズの発生があり得るわけだが、MGVCは制作時の階調がそのまま再現されるので、誤差やノイズは発生しない。この雑味の無さがMGVCの良さなのだろう。
また、沈みかけた太陽の光を浴びた雲の表情の豊かさも感動的だ。あるところは赤く、または紫色と雲の形状に合わせて大胆に変化するのだが、それらの色は滑らかに変化して自在な色へと変わっていく。この緻密な色の変化があって、雲の厚みや巨大さがよく伝わる。
そして作戦がはじまる。タリバン兵のリーダーらしき人物の潜伏先を突き止めるために、4人の隊員がまず偵察に出る。リーダーの所在を確認したら、部隊を送りリーダーを殺害するというものだ。この4人が200人を超えるタリバン兵から追われることになる。
現地に着いた4人は最初のうちは、偵察任務ということもあってどこかゆるんだ雰囲気を残しているが、偵察拠点に選んだ岩山に点在する森林のなかにアフガニスタンの羊飼いたちが足を踏み入れると、とたんに緊張が走る。
まだ日は高い位置にあるが、森林の中は光が届かず、暗い。木の影や岩の奥に潜む隊員たちに気付かず、羊飼いたちが目と鼻の先を歩いて行く。実に緊張感のある場面で、暗闇に潜む隊員たちの緊迫した表情がよく見えるため、見ている側も思わず息を止めて見守ってしまう。その後、時間が経過し周囲が暗くなっていくのだが、この作品は実はかなり暗いシーンが多い。しかし、暗闇の中でもよく見通しがきく映像なのだ。いわゆる暗部の再現性とか、暗色の再現と言われる部分だが、このあたりの色の豊かさが出色だ。
普及価格帯のBDレコーダでのBD再生は、まず暗いシーンの再現が苦手だ。暗部のノイズが目立ちやすかったり、暗いシーンになると色が抜けてモノトーンになりやすくなるものもある。MGVC対応のBDレコーダが安価な価格帯のモデルにも増えてきているのはありがたいのだが、僕が一番心配だったのはこの暗部の再現。再生機器の基本的な実力が劣ることで、MGVCの良さが発揮でないのでは対応の意味がないと思ったわけだが、その心配は余計なお世話だったようだ。
BZT665の基本的な画質傾向であるS/Nの良さや色乗りの良さは、MGVC対応のためにしっかりと練り上げられたものだとわかる。MGVC非対応の再生機器と比較するのはフェアではないかもしれないが、同じ5万円台のBDレコーダでここまできちんと暗部を再現できるモデルはあまり多くはない。
4人も必死だが、タリバン兵も必死。ルールもクソもない戦いが繰り広げられていく
4人の兵士は結局、羊飼いたちに発見されるところから、ドラマは大きく動く。タリバン兵たちに4人の存在が伝えられた後、大規模な山狩りが始まる。しかし、4人は通信途絶の状況にあって部隊へ連絡がとれないという最悪の状況。
ここからが、映像的に言えば見映えのするシーンが連続する。緊迫感の伝わる生々しい描写で、銃撃戦が始まった。最初は的確に接近するタリバン兵を狙撃していく4人だが、数に物を言わせて包囲するタリバン兵に押され気味になり、撤退を選ぶことになる。
しかりタリバン兵も簡単に逃がすつもりはない。タリバン兵の武装は主としてアサルトライフルが多いのだが、次第に大きな機関銃が持ち込まれ、ロケットランチャーを使うものも増えてくる。登るのも厳しい急峻な岩山で、逃げようとする4人は転がり落ちるような勢いで山を下っていくほどの場所である。そんな場所に持ち込むような兵器ではないように思える。正直、最初のうちは映画的な演出とか、戦争を題材としたシューティングゲームで見かけるシチュエーション(包囲された状況からの脱出するミッション的なのもの)とさえ思ってしまったほどだ。
だが、当然ではあるが、タリバン兵も必死なのだ。4人を逃がせば今度は大部隊がまとまって攻めてくると、彼らは当然わかっている。おそらくは通信できないでいる今のうちに4人を捕虜にするか、さもなくば殺してしまわなければ、自分たちがやられる。
こうした真剣味が、映像と音を通じてよく伝わるのだ。ライフルの照準越しのタリバン兵の表情、あるいは岩山を越えて攻めてくる無数のタリバン兵の真剣な表情がよく見える。映画は基本的に4人の兵士たちの主観に近い位置から映像を追っており、後半を別にすればタリバン兵やアフガニスタンの住民たちが肉薄する場面は少ない。いわばその他大勢だったりするわけだが、それらの表情や殺意に満ちたまなざしが克明に見えてしまう。これは怖い。しかも4人たちもどんどん劣勢となり、次々に撃たれ怪我をしていく。岩山からころがり落ちれば全身に大きなダメージを負う。こうして次第に追い詰められていく。この、無数のタリバン兵に追われたときの恐怖と、その状況下で生き残ろうとする不屈の精神を描くことは作品の見どころのひとつだが、その迫真性は満点の出来だ。
血まみれになっていく4人の姿は、色が豊かなことで驚くほどリアルだし、生々しいを超えて生臭いくらいだが、その展開に目が離せなくなっていく。
ライフルの重みのある発射音をはじめとする数々の音も実にリアルだ。打ったときの衝撃が伝わるような重み、山に響いていく残響、岩山を駆け下りる荒々しい足音、遠くから迫るタリバン兵のものと思われる声。音声はドルビーTrueHDで、96kHz/24bitにアップコンバートされた「アドバンスド96kアップサンプリング」を採用。わざわざそんなことを書かなくても、聴けばわかる凄みのある音だ。
BDレコーダで映像以上に価格差を感じるのが音で、BZT665も細かな音の再現性や低音の伸びなど基本的な部分はしっかりとしているが、重低音の重さや迫力などはやや物足りない部分もあると感じていた。絶対的な差はどうしても感じるが、それでも良い音質のソースを再生すると、見違えたかのように力強い再現をしてくれる。基本的な部分はきちんと仕上げることで、ソースの質をしっかりと描き出せるのだと思う。
作り手の思い入れをありのままに再現できる画質が、MGVCの醍醐味
作品の結末はぜひとも自分の目と耳で確かめてほしい。戦争映画全般に食傷気味だった僕としても意外なほど面白いと感じた。ただただ、包囲された敵勢力から脱出しようとする姿を描いた作品であり、戦争映画として重厚なテーマを持った作品というわけではない。しかし、映画から伝わってくる言葉にならないメッセージがとても多い。これほど饒舌な戦争映画も少ないのではないかというくらいだ。要はいろいろと考えさせられてしまう映画ということだ。それは、映像と音の豊かさが大きな要因と言えると思う。
MGVCとドルビーTrueHDアドバンスド96kアップサンプリングという、BDの高画質・高音質を追求する2つの技術のおかげで、その作品の持つ魅力は十分に家庭でも味わえるはずだ。
本作がMGVCやドルビーTrueHDアドバンスド96kアップサンプリングを採用したいきさつについてはよくわからないが、制作者として、この2つの技術がもたらす表現力の豊かさはまさに作品に欠かせないものと感じたのだろう。作り手の思い入れがよく伝わるというのは、他のMGVCのタイトルでもよく感じるが、これこそがMGVCの良さなのだろうと思う。
やはり、MGVCは実写作品でもその良さがよく感じられるものだった。そして、多くの人が手に入れる普及価格帯のBDレコーダでもその良さがしっかりと味わえるのも良かった。これで、もっと多くの作品がMGVCで発売されるようになれば最高だ。個人的には自然の景色や文化的な建築、美術品などを映像に収めた作品がMGVCになってほしいところだ。
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